2号機が、ついに8,000rpmまで回るようになった。
KSROM ECUが返送されてきた。早速インストールし、純正タコメーターとOBD2メーターの2系統でレブリミット引き上げを確認した。また、ステアリング交換のタイミングに合わせてSHORAIバッテリー・MOMO FULL SPEED・BRIDE ZETA Ⅳも一気に装着完了した。この記事では、その一連の作業を記録しておく。
KSROM ECUとは|費用22,300円で8,000rpmを手に入れる格安チューン
まず、KSROMについて簡単に説明しておく。
KSROMは、ND5ロードスターの純正ECUを書き換えることでレブリミットを7,500rpmから8,000rpmへ引き上げられる、格安のECUチューンだ。また、1号機でも愛用しており、サーキット走行においてその効果を実感済みだ。なお、ヤフオクで購入でき、費用の内訳は以下の通りだ。
- 書き換え費用:¥19,800
- ECU発送時の送料(元払い):¥500
- ECU返送時の送料:¥2,000
- 合計:¥22,300


KSROMを使う前提条件|プラグはNGKイリジウム7番が必須
ただし、KSROMには使用条件がある。
車両がしっかりメンテナンスされていること、そしてスパークプラグをNGKイリジウム製の7番に交換していることが条件だ。なぜなら、8,000rpmという高回転域では着火性能の低いプラグでは失火リスクが生じるからだ。2号機はすでに前回の記事でNGKプレミアムRXへの交換を完了している。したがって、条件はクリア済みだ。
👉 まだプラグ交換が済んでいない場合はこちら。ND5適合品あり。
ECUの取り付け|初心者でも10分で完了するシンプル構造
続いて、書き換え完了したECUを車両にインストールした。
なお、ECUはエンジンルームの赤丸部分に搭載されている。つまり、固定方法はM10ボルト1本・M10ナット5本のみだ。つまり、工具さえあれば初心者でも脱着は難しくない。コネクターを外してボルト・ナットを緩め、書き換え済みECUをそのまま戻すだけだ。したがって、作業時間は慣れれば10分以内に収まる。

8,000rpm確認|純正タコメーターとMagician F835でダブルチェック
そこで、装着完了後、水温が80℃以上になるまでアイドリング・暖機運転を行なった。
まず純正タコメーターで確認した。結果は問題なし。レブリミットが8,000rpmまで引き上げられていることを確認できた。次に、OBD2メーターのMagician F835でもクロスチェックした。こちらも8,000rpmでしっかり頭打ちになっており、書き換えが正常に機能していることを確認できた。


OBD2メーター Magician F835|サーキット走行に欠かせない多機能メーター
ちなみに、Magician F835は、1号機から引き継いだ愛用のOBD2マルチメーターだ。
私の設定では、タコメーターをメインに据えてMAX8,000rpmまで表示させている。また、7,500rpmでワーニング音が鳴るよう設定しており、サーキットでのシフトポイントを体で覚えるのに非常に役立っている。さらに、中央にデジタルスピードをkm/h表示させている。ND5の純正メーターはアナログのため実速度が読み取りにくいが、これで正確な数値が一目でわかるようになった。
表示項目の内訳は以下の通りだ。
私の表示設定|サーキットに最適化した8項目
- メイン:タコメーター(MAX 8,000rpm・7,500rpmでワーニング音)
- 中央:デジタルスピード(km/h)
- 右上:電圧(14.0V)
- 右中:水温(61℃)
- 右下:吸気温度(15℃)
- おまけ:マツダエンブレムをカスタム表示
表示項目はすべて自由にカスタマイズできる。つまり、タコメーター・水温・電圧・吸気温など、自分が必要な情報だけを選んで1画面に集約できる点が最大の魅力だ。なお、価格は¥14,498で、この情報量と考えると圧倒的なコスパだ。

👉 OBD2接続でタコメーター・水温・電圧・速度をリアルタイム表示。サーキット走行に必須の一台。表示項目は自由にカスタマイズ可能。
ステアリング交換ついでにSHORAIバッテリーも投入|さらなる軽量化へ
ステアリング交換にはエアバッグ誤作動防止のため、バッテリーのマイナス端子を外す作業が必要になる。
したがって、このタイミングに合わせて1号機から引き継いだSHORAI LFX36L3-BS12のインストールも同時に行なった。SHORAIリチウムバッテリーは純正鉛バッテリーと比べて大幅なフロントオーバーハングの軽量化につながる。さらに、純正バッテリーを固定していた台座と金具類も不要になるため、車両側の重量もあわせて削減できる。


装着したバッテリー:SHORAI LFX36L3-BS12
👉 純正鉛バッテリー比で大幅な軽量化が可能なリチウムバッテリー。台座・固定金具が不要になるため、車両側の軽量化にもつながる。ND5ロードスターへの適合確認済み。
MOMO FULL SPEED・BRIDE ZETA Ⅳ・シートレール|コックピット完成
バッテリー交換と同時に、コックピット周りの装備も一気に仕上げた。


さらに、1号機から引き継いだMOMO FULL SPEEDステアリング、BRIDE ZETA Ⅳフルバケットシート、シートレールをすべてインストール完了した。ところが2号機のシートポジションを実際に確認してみると、1号機と寸分違わぬ自然なドライビングポジションがすんなり決まった。つまり、1号機で蓄積した座面角度・距離の知見がそのまま活きた結果だ。
正しいドライビングポジションはサーキット走行において、足回りのセッティングと同等かそれ以上に重要だ。なぜなら、ブレーキ・ステアリング・シフト操作の正確性は、すべてポジションの出来に左右されるからだ。2号機はこの点でも即戦力の状態になった。
装着したステアリング:MOMO FULL SPEED
👉 コンパクトな直径328mmでND5のタイトなコックピットにベストマッチ。本革グリップで操舵感が上質になる。サーキット走行でのフィードバック向上を実感できる一本だ。
装着したシート:BRIDE ZETA Ⅳ
👉 サーキット走行でのホールド性と街乗りの快適性を両立したフルバケットシート。ND5への装着実績あり。長時間のドライビングでも疲労が少なく、ポジションが常に一定に保てる。
⚠️ 必ず適合シートレールとあわせて使用してください。
装着したシートレール
👉 BRIDE ZETA Ⅳ対応のND5ロードスター専用シートレール。取り付けに余計な加工不要。シート高・前後位置の調整幅も確保されており、ドライビングポジションのセットアップがしやすい。
次回の作業予告|いよいよ2号機がフル戦闘仕様へ
週末の作業予定は以下の通りだ。
- CUSCO機械式LSD搭載
- エンジンオイル・オイルフィルター交換
- ミッションオイル・デフオイル交換
- ブレーキフルード全交換
特にCUSCO機械式LSDの搭載は、サーキット走行におけるタイム短縮への影響が最も大きい作業だ。実際、1号機でも装着後に大きく走りが変わった経験がある。したがって、2号機の本格デビューに向けた最重要ステップと位置づけている。
まとめ|2号機がついに本格サーキット仕様の土台に立った
今回の作業を通じて、2号機の仕上がりが一気に加速した。
KSROMによるレブリミット8,000rpm化、SHORAIリチウムバッテリーによる軽量化、MOMO FULL SPEED・BRIDE ZETA Ⅳ・OBD2メーターの装着完了。つまり、エンジン・コックピット・計測環境の3点がすべて整ったことになる。
こうして、修復歴ありの2号機を購入してから約1週間。すなわち、足回り・ブレーキ・エンジン確認・ECUチューン・コックピットまで一気に仕上げてきた。週末のLSD搭載と油脂類全交換が完了すれば、いよいよセントラルサーキットへの持ち込みが現実になる。
この記事で紹介したパーツ・工具一覧
| パーツ | 用途 | 備考 |
|---|---|---|
| KSROM ECU書き換え | レブリミット7,500→8,000rpm | 1号機での実績あり |
| NGK プレミアムRX | スパークプラグ(KSROM使用条件) | 1号機から引き継ぎ |
| OBD2メーター Magician F835 | タコ・水温・電圧・速度表示 | 1号機から引き継ぎ |
| SHORAI LFX36L3-BS12 | リチウムバッテリー換装・軽量化 | 1号機から引き継ぎ |
| MOMO FULL SPEED | ステアリング交換 | 1号機から引き継ぎ |
| BRIDE ZETA Ⅳ | フルバケットシート | 1号機から引き継ぎ |
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