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ND5ロードスター軽量化まとめ|50kg削減・1010kg→960kgの全記録

1010kgから960kgまで50kgを削減したND5ロードスターの軽量化記録 チューニング

※本記事には広告が含まれます。

ND5ロードスターの軽量化は、最もコスパの高いチューニングです。筆者は購入時1,010kgから約960kgまで、合計約50kgを削減しました。

その結果、セントラルサーキットで1分32秒001を記録しています。

この記事では、外したもの・付けたものを52項目、1g単位ですべて公開します。合計も車検証の数値と突き合わせました。

結論はシンプルです。まず、お金をかけずに外せるものから始めましょう。取り外しだけで、約11kg軽くなります。

軽量化を進めたND5ロードスター1号機のフロントビュー

この記事でわかること

  • 1,010kg→約960kgまでの全記録(52項目・1g単位)
  • 作業を始める前に必要な工具
  • 費用ゼロで約11kg削れる「取り外し軽量化」の全項目
  • 🔴 写真で見る|どこまで剥がすのか
  • 重くなるのに入れた3点と、その理由
  • 外した純正部品の保管と、売却で回収する話
  • 重量税を8,200円削減した車検証書き換えの実例

コスパ上位2パーツ(まずここから)

  • 1位:BE FREEマフラー −7,046g/約25,000円。リアオーバーハングを−7kg
  • 2位:SHORAIリチウムバッテリー −9,300g/実勢4〜5万円。単品最大

筆者が入れたのはBE FREEのリアピースです。25,000円で−7,046g。1gあたりの単価で、この軽量化に勝つパーツはありませんでした。

BE FREEマフラーを装着したND5ロードスター1号機のリアビュー
BE FREEマフラーを装着したND5ロードスター1号機のリアビュー

ロードスター ND5RC オールステンマフラー センター出し(BE FREE)

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そしてSHORAIのリチウムイオンバッテリー。単品では最大の−9,300gです。純正の11.5kgが2.2kgになります。

ND5ロードスターのエンジンルームに搭載したSHORAIリチウムイオンバッテリー
ND5ロードスターのエンジンルームに搭載したSHORAIリチウムイオンバッテリー

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⚠️ 実勢価格は4〜5万円で、変動が大きい商品です。必ず複数ショップを比較してください。

筆者のND5スペックと重量の推移

重量は、状態によって3つの数字があります。混同しやすいので、整理しておきます。

状態重量備考
購入時(車検証)1,010kgノーマル状態
軽量化後・満タン(車検証)990kgユーザー車検で書き換え済み
アタック時(実測)約960kg助手席・不要パーツを降ろした状態
合計の軽量化約50kg1,010kg → 約960kg

ℹ️ 現行モデルの標準車両重量は、マツダ ロードスター公式サイトで確認できます。

🔴 52項目を外す前に、これだけは用意してください

この記事の中身は、ほぼ全部が「ボルトを緩めて外す」作業です。52項目分のボルト、クリップ、ナットを回します。

① 電動ドライバー|手回しでは終わりません

内装剥がしだけで−11,982g。この数字の裏には、内張りクリップとネジが何十本あります。

つまり手回しのドライバーでやると、半日で手が終わります。

筆者が使っているのは電ドラボールⅡです。ボール形状のグリップなので、狭いところでも手が入ります。

VESSEL 電ドラボールII 220USBC-1 USBタイプC充電

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💡 2号機では、内装軽量化+ロールケージを6時間で終えました。工具がなければ、この時間では終わりません。

② ジャッキとリジッドラック|下回りに潜ります

マフラー交換、リアスタビ撤去、センターパイプ交換、デフマウントカラー。これらは全部、車の下に潜る作業です。

⚠️ 車高調を入れている場合は、一般的なジャッキが入りません。ローダウン対応の低床タイプが必要になります。

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🔴 そしてジャッキだけで潜るのは危険です。必ずリジッドラックで支えてください。

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ℹ️ 現地へ持ち込むなら、軽い2tのほうが扱いやすいです。

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💡 そしてボルトの脱着は、インパクトが速いです。

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🔴 ただし足回りのボルトは、必ずトルクレンチで締め直してください。

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軽量化の全記録|52項目を1g単位で公開

外したもの、交換したもの、すべて1g単位で計量しました。

ND5ロードスター1号機の軽量化52項目を1g単位で記録した実測リストと車検証重量の照合
ND5ロードスター1号機の軽量化52項目を1g単位で記録した実測リストと車検証重量の照合

ℹ️ 重量を語るなら、自分で測るのが確実です。カタログ値と実測は、よくズレます。

フロントの軽量化|合計 −21,133 g

部品増減
バッテリー(リチウム化)−9,300 g
カーボンボンネット−3,900 g
スティフィナー−2,302 g
アクティブボンネットセンサー取付金具−1,160 g
助手席エアバッグ−1,112 g
ウオッシャータンク−1,050 g
ボンネットインシュレーター−914 g
バッテリー台座一式−729 g
アクティブボンネット左右本体−716 g
アッパーマウント上部金具左右−677 g
インダクションサウンドエンハンサー−542 g
コアサポート全面金具左右−530 g
ストレーキ左右−194 g
アクティブボンネット左右金具−153 g
レゾネーター−151 g
スカイアクティブエンジンカバー−128 g
エンジン吊り金具−82 g
発泡スチロール−78 g
エアロキャッチ+349 g
CUSCO エンジンマウント+2,236 g
フロント合計−21,133 g

フロントで効いたのは2つです。リチウムバッテリー−9,300gと、カーボンボンネット−3,900g。この2点だけで、フロント全体の6割以上を占めています。

ℹ️ 実測した小物も、写真で残しています。

ND5ロードスターから外したインダクションサウンドエンハンサーをデジタルスケールで計量した542g
インダクションサウンドエンハンサーは542g。吸気音を車内へ導く装置です
ND5ロードスターから外したSKYACTIVエンジンカバーをデジタルスケールで計量した128g
SKYACTIVエンジンカバーは128g。外すと整備性も上がります
ND5ロードスターから取り外した助手席SRSエアバッグ本体とブラケット
助手席SRSエアバッグは1,112g。意外に重い部品です

リアの軽量化|合計 −18,763 g

部品増減
BE FREE マフラー−7,046 g
リアレインホースメント+取り付けナット−3,719 g
パンク修理キット・牽引フック−2,475 g
リアスタビ一式−1,700 g
トランクルーム内のトリム(底面以外)−1,300 g
トランク隔壁アルミ板−1,300 g
左右リアホイールアーチ内のインシュレーター−532 g
トランクルーム内の金属の板−475 g
DVDユニット取り付け板金−330 g
バンパー取り付け樹脂3種盛り−285 g
リアバンパーカット−144 g
リアデフマウントカラー+143 g
MSリアスポイラー+400 g
リア合計−18,763 g

そしてリアは、BE FREEマフラーの−7,046gが最大です。次いで、リアレインホースメントの−3,719g。

どちらも車体の最後端にある重量物なので、数字以上に回頭性へ効きます。

ND5ロードスターから外したリアレインホースメントを体重計で計量した状態
リアレインホースメント単体の計量。ナット込みで−3,719gです

⚠️ −2,475gは、純正の牽引フックとパンク修理キットを降ろした分です。牽引フックは競技用に置き換えています。

走行会は、牽引フックがないと受付を通りません。外しっぱなしにはできない、数少ない項目です。

CUSCO 可倒式牽引フック フロント/リアセット ND5RC用

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💡 リアデフマウントカラーは+143gです。そして単体で、▲0.198秒を確認しました。増えるのは143gだけ。

CUSCO リヤデフマウントカラー 429 928 A ND5RC用

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車体全体の軽量化|合計 −25,279 g

部品増減
助手席−14,200 g
内装剥がし−11,982 g
タイヤ・ホイール−2,400 g
センターパイプ−1,600 g
ネジ・ナット・クリップなど−1,411 g
取扱説明書など−1,254 g
ステアリング−998 g
左右フロアマット−800 g
運転席(フルバケ化)−600 g
サンバイザー外し−448 g
幌左右のガイド(メス側)−307 g
幌左右のガイド(オス側)−215 g
幌の内装剥がし−195 g
ステアリングコラム下側−189 g
内装左右フタ−174 g
真ん中のプラ内装&幌の取っ手−126 g
発煙筒−95 g
スピーカー+1,020 g
ロールケージ+10,695 g
全体合計−25,279 g

ロールケージだけは、+10,695gと大幅なプラスです。それでも全体で−25,279gに収まりました。

つまり助手席と内装剥がしで、26kg以上を削ったからです。

🔴 写真で見る|どこまで剥がすのか

ただし「内装剥がしで−11,982g」と書いても、量が伝わりません。

そこで、作業後の写真を並べます。まずは室内後方です。

ND5ロードスターの室内後方の内張りと隔壁を撤去してボディが露出した状態
室内後方。内張り5枚と隔壁を撤去すると、ここまで見えます

💡 小物入れは、100均のタッパで代用しました。必要な機能だけ残す、という考え方です。

次に、幌の内装です。

ND5ロードスターのソフトトップ内装を剥がして裏側の骨格が露出した状態
幌の内装を剥がした状態。ここだけで−195gです

そして、外した部品の量がこちらです。

ND5ロードスターから取り外した内装パーツとカーペットを玄関前に並べた状態
外した内装パーツ。この軽量化で約12kgぶんです
ND5ロードスターから外した隔壁パネルとトリム類を壁に立てかけて保管した状態
隔壁とトリム類。売却時のために、立てて保管しています

リア周りは、バンパーを外すところから

まずリアレインホースメントは、バンパーの内側にあります。

ND5ロードスターのリアバンパーを完全に取り外してボディ後端が露出した状態
リアバンパーを降ろした状態。ここから内部に手を入れます

つまりバンパーを降ろさないと、手が届きません。

そしてトランク内も、同時に軽くできます。

ND5ロードスターのトランク内トリムと隔壁アルミ板を撤去した状態
トランク内のトリムと隔壁アルミ板で、合わせて−2,600gです
ND5ロードスターのトランク内装を剥がしてボディ地が見えている状態
剥がし切ったトランク内。配線だけが残ります

⚠️ ここまでやると、雨漏りの経路も見えます。作業ついでに、ウェザーストリップも確認してください。

🔥 重くなるのに入れた3点と、その理由

軽量化の記事ですが、あえて増やしたものもあります。

  • ロールケージ:+10,695 g → 安全性と剛性。ここは譲れない
  • CUSCO エンジンマウント:+2,236 g → シフトフィールとトラクション
  • スピーカー:+1,020 g → 趣味です

ロールケージ|10.7kg積んでも、トータルは−51kg

これが、この記事で一番伝えたいことです。−51kgという数字は、安全装備を10.7kg積んだうえでの結果です。

剛性が上がると、足回りが仕事をするようになります。つまり軽さだけを追って剛性を捨てると、結局タイムは出ません。

クスコ SAFETY 21 ロールケージ 4点式 2名乗車 ND5RC用

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💡 2号機では、これを組みながら935kgに到達しました。

エンジンマウント|+2,236gで、▲0.198秒

2.2kg増えます。それでも入れたのは、単体で効果を切り分けられた数少ないパーツだったからです。

タイヤを同一のまま交換して、▲0.198秒。重くなって速くなる、というのは珍しいケースです。

CUSCO エンジンマウント ブラケット付 ND5RC/NDERC 429-911-SET

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ℹ️ 検証の詳細はエンジン・デフマウントの記事で公開しています。

総合計と車検証との照合

  • フロント:−21,133 g
  • リア:−18,763 g
  • 全体:−25,279 g
  • 総合計:−65,175 g

そしてこの総合計を、車検証の数値と突き合わせます。

  • 車検証の車両重量(購入時):1,010 kg
  • 軽量化の総合計:−65.2 kg
  • 助手席を戻した場合:−51.0 kg
  • 理論上の車両重量(助手席あり):約959 kg
  • 理論上の車両重量(助手席なし):約945 kg

✅ 1,010kgから約959kg。これが、助手席を載せたままの状態です。

【2026年7月更新】2号機はロールケージ込みで935kgへ

この記事の1号機は、2026年3月に全損となりました。それでも、軽量化のノウハウは2号機に引き継がれています。

2号機では990kgから935kgまで、−55kgを達成しました。作業時間は、わずか6時間です。

注目すべきは、ロールケージ(約+10kg)を積みながらの935kgという点です。全記録は内装軽量化+ロールケージで935kgで公開しています。

【無料】取り外すだけで約11kg

まずは費用ゼロの軽量化からです。内訳はこうなります。

  • リアレインホースメント+ナット:−3,719 g
  • 室内内張・隔壁・DVDナビ等:約−3,000 g
  • リアスタビライザー:−1,700 g
  • 助手席SRSエアバッグ:−1,112 g
  • アクティブボンネット本体:−716 g
  • インダクションサウンドエンハンサー:−542 g
  • レゾネーター:−151 g/リアバンパーカット:−144 g
  • スカイアクティブエンジンカバー:−128 g
  • 合計:約−11,212 g

✅ 1円もかけずに11kg超です。パーツを買うのは、ここを全部やり切ってからで十分です。

助手席SRSエアバッグ(−1,112g)

サーキット専用仕様なら、助手席エアバッグも外せます。抵抗を設置すれば、警告灯はキャンセルできます。

⚠️ 同乗者を乗せる場合は、安全面をよく検討してください。

リアスタビライザー撤去(−1,700g)

これは、走行性能の向上が主目的です。リアスタビを外すと左右の足が独立して動き、トラクションが向上します。

ℹ️ ただし2号機では、純正リアスタビを装着しています。1号機とは逆の判断です。

CUSCO 強化スタビライザー リア φ14 ロードスター ND5RC 429 311 B14

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💡 理由と5分で切り替えられる仕様はリアスタビライザーの効果で解説しています。

その他の無料項目

  • アクティブボンネット本体(−716g):ボルト数本で完了
  • インダクションサウンドエンハンサー(−542g):穴はゴム栓で塞ぐ
  • レゾネーター(−151g):穴は粘着テープで塞ぐ
  • スカイアクティブエンジンカバー(−128g):整備性も上がる
  • リアバンパーカット(−144g):パラシュート効果の低減も狙う

助手席の軽量化|降ろせばさらに−14,200g

そして無料でできる最大の一手が、この軽量化です。助手席1脚で14.2kg。

先ほどの11kgと合わせると、25kgを超えます。

✅ 筆者は着脱式にしています。アタックの日だけ降ろして、普段は載せる。ボルト4本なので、5分で戻せます。

⚠️ 同乗走行や、人を乗せる予定があるなら戻してください。車検も同様です。

【小額投資】数千円でできる軽量化

まず純正バッテリー46B24Lは、11.5kgあります。

BOSCHの55B19Lは10.1kg。交換だけで、1,400g軽くなります。費用は5,000円前後、作業は15分です。

BOSCH HT-55B19L Hightec JIS AMS 充電制御車・標準車対応

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  • 削減量:BOSCH −1,400 g/SHORAI −9,300 g
  • 費用:BOSCH 約5,000円/SHORAI 実勢4〜5万円
  • 1gあたり:BOSCH 約3.6円/SHORAI 約4.8円
  • 電装品が多い車:BOSCH ◎/SHORAI △(容量に注意)

⚠️ 電装品が多い車は、リチウムの容量不足に注意してください。迷ったらBOSCHから入るのが安全です。

💡 ウォッシャータンクも小型化できます。純正387gを、0.5L容器(60g)へ。費用は数百円です。

💡 フルバケとステアリングで、−1,598g

そして運転席−600g、ステアリング−998g。合わせて−1,598gです。

ただしこの2点の本命は軽量化ではありません。操作精度が上がることのほうが、はるかに大きい効果です。

ND5ロードスターの運転席に装着したBRIDE ZETA IVフルバケットシート
BRIDE ZETA Ⅳ。純正比−600gで、体がしっかり固定されます

BRIDE ブリッド ZETA IV フルバケットシート HA1ASF ブラック FRP製シルバーシェル 車検対応 着座センサー付属

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⚠️ シート本体だけでは装着できません。車種専用のシートレールが必要です。

BRIDE スーパーシートレール R005FO ND5RC運転席用 保安基準適合

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ステアリングはMOMOに交換して−998gです。小径化で、切り込み量あたりの反応が変わります。

ND5ロードスターに装着したMOMO FULL SPEEDステアリングとインパネ周り
MOMO FULL SPEED 328D。小径化で切り込み量あたりの反応が変わります

MOMO FULL SPEED 328D 90mmディープコーン 32.8π

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💡 この2点の効果はドライビングポジションの記事で詳しく書いています。

💡 バネ下は、ボディの10倍効きます

さらにタイヤ・ホイールで−2,400g。数字は小さく見えますが、ここはバネ下です。

筆者が組んだのはENKEI RPF1RS 15×8.0J+28。実測5.4kgで、純正比4本−6,000gです。

ENKEI RPF1RSを装着したND5ロードスター1号機のフロントビュー

ENKEI(エンケイ) レーシング RPF1RS 15×8.0J +28 4/100 カラー:S

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⚠️ 装着は、車高調+ネガキャン約−3°が前提です。ノーマル車高では干渉します。

TEIN 車高調 MONO SPORT マツダ ロードスター ND5RC GSMD0-71SS3

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ℹ️ そしてナットは、座面形状を必ず確認してください。

クロモリ 貫通レーシングナット 17HEX 48mm P1.25/P1.5

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🔴 外した純正部品、捨てないでください

そしてここまでで、部品が山のように出ます。そのほとんどは、捨ててはいけません。

  • 助手席:車検で戻す。保管必須
  • 純正マフラー:車検で戻す。保管必須
  • 純正ホイール4本:車検で戻す。保管必須
  • 内装・トリム類:売却時に価値が変わる。保管推奨
  • 純正シート・ステアリング:中古需要あり

⚠️ 売れば、軽量化費用の一部が回収できます。ただし、状態が悪いと値がつきません。

一番かさばるのが、純正ホイール4本です。床に平積みすると、タイヤが変形して値がつかなくなります。

アイリスオーヤマ タイヤラック カバー付 KSL-590C

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⚠️ 屋外に置くなら、カバーが必須です。ゴムの最大の敵は紫外線です。

アイリスオーヤマ タイヤラックカバー 厚手 CVP-590R

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💡 そして車両を売るときは、1社だけで決めないでください。社外パーツの評価は、店によって変わります。

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🔴 軽量化にかけたお金は、保険では戻りません

そしてここは、私が実際に経験したことです。1号機は2026年3月に全損になりました。

車両保険からは、1,772,450円が戻っています。ただし、戻らなかったものがあります。

  • BRIDE ZETA Ⅳ+シートレール:約150,000円
  • ENKEI RPF1RS 4本:約120,000円
  • CUSCO SAFETY 21 ロールケージ:約90,000円
  • SHORAI リチウムバッテリー:約45,000円
  • BE FREE マフラー:約25,000円
  • 合計:約430,000円

⚠️ 車両保険は一般に、純正状態を基準に評価します。つまり社外パーツの分は、原則として含まれません。

ℹ️ ただし、カスタム分を対象にできる特約を用意している会社もあります。扱いは保険会社によって違うので、契約前に確認してください。

だから、保険料のほうを見直しました

パーツ代が戻らないのは、変えられません。そこで私は、毎年の保険料を削りました。

現在の任意保険は、年34,570円です。契約内容と全損時の交渉記録はロードスターの任意保険の記事で公開しました。

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💡 浮いた分は、そのままパーツ代に回せます。BE FREEマフラー1本が25,000円なので、年1万円の差でも効いてきます。

⚠️ サーキット走行中の事故は、多くの保険で免責です。約款を一度ご確認ください。

番外編|車検の重量書き換えで重量税を削減

なお軽量化を進めると、車検時の車両重量が変わります。つまり車検証の書き換えで、重量税を減らせます。

書き換え前の重量税24,600円
書き換え後の重量税16,400円
削減額8,200円
書き換え手数料無料

✅ BE FREEマフラー1本は25,000円です。つまり重量税の削減だけで、3回の車検を待たずに元が取れます。

ℹ️ ユーザー車検の総費用は37,550円でした。全手順はユーザー車検の記事にまとめています。

✅ 軽量化は「速くなる投資」だけではありません。維持費を下げる手段にもなります。

よくある質問

Q. 軽量化で一番コスパが高いのは?

無料の取り外し軽量化が最優先です。費用ゼロで約11kg、助手席も降ろせば25kg超が削れます。有償ではBE FREEマフラーが最安で、約25,000円で−7kg。SHORAIバッテリーは、単品最大の−9.3kgです。

Q. 作業に必要な工具は?

電動ドライバーは必須です。内装剥がしだけでクリップとネジが何十本もあります。手回しでは半日仕事になります。下回りの作業には、ジャッキとリジッドラックも要ります。

Q. ND5を1トン以下にするのは現実的?

現実的です。筆者はアタック仕様で約960kg、満タンの公道状態でも990kgでした。車検証の重量書き換えにも成功しています。

Q. 重いパーツを入れたら意味がないのでは?

そうとは限りません。筆者はロールケージで+10.7kg増やしました。さらにエンジンマウントで、+2.2kgです。それでもトータルは−51kg。しかもエンジンマウントは、単体で▲0.198秒を確認できたパーツです。

Q. バネ下の軽量化はなぜ効果が大きい?

バネ下は、バネ上の約10倍効くと言われます。ENKEI RPF1RSへの換装で、4本−6kgを削減しました。体感の変化は、数字以上です。

Q. 軽量化でサーキットタイムはどれくらい変わる?

筆者はセントラルで1分42秒から1分32秒に短縮しました。ただし、これは軽量化だけの成果ではありません。タイヤ・足回り・LSD・アライメントを含む、2年以上の積み重ねです。

Q. 外した部品はどうすればいい?

捨てないでください。助手席・純正ホイールは、車検で戻す必要があります。その他も、売れば軽量化費用の一部が回収できます。ただし状態が悪いと値がつかないので、保管方法には気をつけてください。

Q. 軽量化はどの順番でやるべき?

「無料の取り外し」を全部やってから、コスパの高いパーツへ投資します。この順番なら、最初の11kgは費用ゼロで手に入ります。

まとめ|50kg削減の最短ルート

  • 1,010kg → 約959kg(助手席あり・実測ベース)
  • ロールケージ+10.7kgを積んだうえでの−51kg
  • 無料の取り外しだけで約−11.2kg。助手席込みで−25.4kg
  • 有償の1位はBE FREEマフラー(25,000円で−7,046g)
  • 単品最大はSHORAIバッテリー(−9,300g)
  • 🔴 外した部品は捨てない。保管すれば費用を回収できる
  • 重量税は8,200円削減。維持費にも効く

軽さは正義です。もともと1トンしかないND5なら、50kgの効果は絶大。特に、前後オーバーハングの軽量化は物理的に効きます。

最短ルートは、次のとおりです。まず、無料でできる取り外しを全部やる。次に、コスパの高いパーツへ投資する。

【追記】その後、2号機ではロールケージを組みながら935kgを達成しました。詳しくは軽量化+ロールケージで935kgの記事をご覧ください。

次に読んでほしい記事

ND5ロードスター軽量化は、最もコスパの高いチューニングです。筆者は購入時1,010kgから約960kgまで、合計約50kgを削減しました。その結果、セントラルサーキットで1分32秒001を記録しています。

軽ければ止まる・曲がる・加速する。タイヤやブレーキなど、消耗品の減りも遅くなります。軽量化は「速さ」と「維持費」の両方に効くのです。

この記事では、外したもの・付けたものを52項目、1g単位ですべて公開します。合計も車検証の数値と突き合わせました。盛りも隠しもありません。

結論はシンプルです。まず、お金をかけずに外せるものから始めましょう。取り外しだけで、約11kg軽くなります。

軽量化を進めたND5ロードスター1号機のフロントビュー
軽量化を進めたND5ロードスター1号機のフロントビュー

この記事でわかること

  • 1,010kg→約960kgまでの全記録(52項目・1g単位)
  • 作業を始める前に必要な工具
  • 費用ゼロで約11kg削れる「取り外し軽量化」の全項目
  • 重くなるのに入れた3点と、その理由
  • 外した純正部品の保管と、売却で回収する話
  • 重量税を8,200円削減した車検証書き換えの実例

軽量化のコスパ上位2パーツ|まずここから

順位パーツ軽量化費用ポイント
1位BE FREEマフラー-7,046g約25,000円リアオーバーハングを-7kg。サウンドも改善
2位SHORAIリチウムバッテリー-9,300g実勢4〜5万円単品最大。費用対効果でダントツ

筆者が入れたのはBE FREEのリアピースです。25,000円で-7,046g。1gあたりの単価で、この軽量化に勝つパーツはありませんでした。

ロードスター ND5RC オールステンマフラー センター出し(BE FREE)

楽天市場で見る

そしてSHORAIのリチウムイオンバッテリー。単品では最大の-9,300gです。純正の11.5kgが2.2kgになります。

SHORAI LFX36L3-BS12 ショーライ リチウムフェライトバッテリー

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筆者のND5スペックと重量の推移

車両マツダ ND5RC ロードスター(Sスペシャルパッケージ)
セントラルサーキットベスト1分32秒001

重量は、状態によって3つの数字があります。混同しやすいので、整理しておきます。

状態重量備考
購入時(車検証)1,010kgノーマル状態
軽量化後・ガソリン満タン(車検証)990kgユーザー車検で書き換え済み
アタック時(実測)約960kg助手席・不要パーツを降ろした状態
合計の軽量化約50kg1,010kg → 約960kg

現行モデルの標準車両重量は、マツダ ロードスター公式サイトで確認できます。

🔴 52項目を外す前に、これだけは用意してください

この記事の中身は、ほぼ全部が「ボルトを緩めて外す」作業です。52項目分のボルト、クリップ、ナットを回します。

① 電動ドライバー|手回しでは終わりません

内装剥がしだけで-11,982g。この数字の裏には、内張りクリップとネジが何十本あります。手回しのドライバーでやると、半日で手が終わります。

手回しドライバー電動ドライバー
内装剥がし1台分半日+手の痛み数時間
狭所の作業△ 回しきれない◎ ボール形状で入る
締めすぎ力加減が読めない低トルクで止まる

筆者が使っているのは電ドラボールⅡです。ボール形状のグリップなので、狭いところでも手が入ります。低トルクなので、樹脂の内張りを割る心配も減ります。

VESSEL 電ドラボールII 220USBC-1 USBタイプC充電

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💡 2号機では、内装軽量化+ロールケージを6時間で終えました。工具がなければ、この時間では終わりません。

② ジャッキとリジッドラック|下回りに潜ります

マフラー交換、リアスタビ撤去、センターパイプ交換、デフマウントカラー。これらは全部、車の下に潜る作業です。

⚠️ ジャッキだけで潜るのは危険です。必ずリジッドラックで支えてください。ラチェットタイプなら、高さの微調整ができます。

アストロプロダクツ リジッドラック ラチェットタイプ 2脚入(Amazonは3.0TONタイプ)

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⚠️ 車高調を入れている場合は、一般的なジャッキが入りません。ローダウン対応の低床タイプが必要になります。筆者が使っているのは2.5tのデュアルポンプ式です。

WEIMALL ガレージジャッキ 2.5t 低床(デュアルポンプ式・ローダウン対応)

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低床フロアジャッキ 2t 油圧 ローダウン車対応(KIKAIYA GJ-5)

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軽量化の全記録|52項目を1g単位で公開

外したもの、交換したもの、すべて1g単位で計量しました。フロント・リア・車体全体の3つに分けて公開します。

ND5ロードスター1号機の軽量化52項目を1g単位で記録した実測リストと車検証重量の照合
ND5ロードスター1号機の軽量化52項目を1g単位で記録した実測リストと車検証重量の照合

フロントの軽量化|合計 -21,133 g

部品増減区分
バッテリー(リチウム化)-9,300 g交換
カーボンボンネット-3,900 g交換
スティフィナー-2,302 g撤去
アクティブボンネットセンサー取付金具-1,160 g撤去
助手席エアバッグ-1,112 g撤去
ウオッシャータンク-1,050 g交換
ボンネットインシュレーター-914 g撤去
バッテリー台座一式-729 g撤去
アクティブボンネット左右本体-716 g撤去
アッパーマウント上部金具左右-677 g撤去
インダクションサウンドエンハンサー-542 g撤去
コアサポート全面金具左右-530 g撤去
ストレーキ左右-194 g撤去
レゾネーター-151 g撤去
アクティブボンネット左右金具-153 g撤去
スカイアクティブエンジンカバー-128 g撤去
エンジン吊り金具-82 g撤去
発泡スチロール-78 g撤去
エアロキャッチ+349 g追加
CUSCO エンジンマウント+2,236 g交換
フロント合計-21,133 g

フロントで効いたのは、リチウムバッテリーの-9,300gとカーボンボンネットの-3,900gです。合わせて13.2kg。この2点だけで、フロント全体の6割以上を占めています。

⚠️ いきなりリチウムは高い、という方へ。まずBOSCHの55B19Lで-1,400gという手があります。5,000円・作業15分です。詳しくは後半で。

BOSCH HT-55B19L Hightec JIS AMS 充電制御車・標準車対応

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リアの軽量化|合計 -18,763 g

部品増減区分
BE FREE マフラー-7,046 g交換
リアレインホースメント+取り付けナット-3,719 g撤去
パンク修理キット・牽引フック-2,475 g撤去
リアスタビ一式-1,700 g撤去
トランクルーム内のトリム(底面以外)-1,300 g撤去
トランク隔壁アルミ板-1,300 g撤去
左右のリアホイールアーチ内のインシュレーター-532 g撤去
トランクルーム内の金属の板-475 g撤去
DVDユニット取り付け板金-330 g撤去
バンパー取り付け樹脂3種盛り-285 g撤去
リアバンパーカット-144 g加工
リアデフマウントカラー+143 g交換
MSリアスポイラー+400 g追加
リア合計-18,763 g

リアはBE FREEマフラーの-7,046gが最大です。次いで、リアレインホースメントの-3,719g。どちらも車体の最後端にある重量物なので、数字以上に回頭性へ効きます。

⚠️ この-2,475gは、純正の牽引フックとパンク修理キットを降ろした分です。牽引フックは競技用に置き換えています。走行会は、牽引フックがないと受付を通りません。外しっぱなしにはできない、数少ない項目です。

CUSCO 可倒式牽引フック フロント/リアセット ND5RC用

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💡 リアデフマウントカラーの+143gは、7記事目で単体▲0.198秒を確認したパーツです。1万円台で、増えるのは143gだけ。軽量化と性能の両取りができる数少ない例です。

CUSCO リヤデフマウントカラー 429 928 A ND5RC用

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車体全体の軽量化|合計 -25,279 g

部品増減区分
助手席-14,200 g撤去
内装剥がし-11,982 g撤去
タイヤ・ホイール-2,400 g交換
センターパイプ-1,600 g交換
ネジ・ナット・クリップなど-1,411 g撤去
取扱説明書など-1,254 g撤去
ステアリング-998 g交換
左右フロアマット-800 g撤去
運転席(フルバケ化)-600 g交換
サンバイザー外し-448 g撤去
幌左右のガイド(メス側)-307 g撤去
幌左右のガイド(オス側)-215 g撤去
幌の内装剥がし-195 g撤去
ステアリングコラム下側-189 g撤去
内装左右フタ-174 g撤去
真ん中のプラ内装&幌を閉める時の取っ手-126 g撤去
発煙筒-95 g撤去
スピーカー+1,020 g交換
ロールケージ+10,695 g追加
全体合計-25,279 g

ロールケージだけは、+10,695gと大幅なプラスです。それでも全体で-25,279gに収まったのは、助手席と内装剥がしで26kg以上を削ったからになります。

フルバケ化とステアリング交換で、-1,598g

運転席-600g、ステアリング-998g。合わせて-1,598gです。ただしこの2点の本命は軽量化ではありません。操作精度が上がることのほうが、はるかに大きい効果です。

筆者が使っているのはBRIDE ZETA Ⅳです。純正比で-600g、そして体が固定されるので、限界域でハンドル操作に集中できます。

BRIDE ブリッド ZETA IV フルバケットシート HA1ASF ブラック FRP製シルバーシェル 車検対応 着座センサー付属

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⚠️ シート本体だけでは装着できません。車種専用のシートレールが必要です。ND5RC用の適合品を必ず選んでください。

BRIDE スーパーシートレール R005FO ND5RC運転席用 保安基準適合

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ステアリングはMOMOに交換して-998gです。小径化で、切り込み量あたりの反応が変わります。

MOMO FULL SPEED 328D 90mmディープコーン 32.8π

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💡 この2点の効果はドライビングポジションの記事で詳しく書いています。買う順番も、そちらに。

🔥 重くなるのに入れた3点と、その理由

軽量化の記事ですが、あえて増やしたものもあります。ここが一番、判断が分かれるところです。

パーツ増加入れた理由
ロールケージ+10,695 g安全性と剛性。ここは譲れない
CUSCO エンジンマウント+2,236 gシフトフィールとトラクション
スピーカー+1,020 g趣味です

ロールケージ|10.7kg積んでも、トータルは-51kg

これが、この記事で一番伝えたいことです。-51kgという数字は、安全装備を10.7kg積んだうえでの結果です。ただ剥がして稼いだ数字ではありません。

剛性が上がると、足回りが仕事をするようになります。軽さだけを追って剛性を捨てると、結局タイムは出ません。

クスコ SAFETY 21 ロールケージ 4点式 2名乗車 ND5RC用

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💡 装着の実際はロールケージの記事へ。2号機では、これを組みながら935kgに到達しました。

エンジンマウント|+2,236gで、▲0.198秒

2.2kg増えます。それでも入れたのは、セントラル9セッション中、単体で効果を切り分けられた数少ないパーツだったからです。

タイヤを同一のまま交換して、▲0.198秒。重くなって速くなる、というのは珍しいケースです。

CUSCO エンジンマウント ブラケット付 ND5RC/NDERC 429-911-SET

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💡 検証の詳細はエンジン・デフマウントの記事で公開しています。

総合計と車検証との照合

箇所軽量化
フロント-21,133 g
リア-18,763 g
全体-25,279 g
総合計-65,175 g

この総合計を、車検証の数値と突き合わせます。

項目重量
車検証の車両重量(購入時)1,010 kg
軽量化の総合計-65.2 kg
助手席を戻した場合の軽量化-51.0 kg
理論上の車両重量(助手席あり)約959 kg
理論上の車両重量(助手席なし)約945 kg

✅ 1,010kgから約959kg。これが、助手席を載せたままの状態です。当ブログで「約50kgの軽量化」と書いているのは、この数字を指しています。

ℹ️ 助手席(14.2kg)は着脱式です。降ろせば、理論値で約945kgになります。

【2026年7月更新】2号機はロールケージ込みで935kgへ

この記事の1号機は、2026年3月に全損となりました。それでも、軽量化のノウハウは2号機に引き継がれています。2号機では990kgから935kgまで、-55kgをわずか6時間の作業で達成しました。

注目すべきは、ロールケージ(約+10kg)を積みながらの935kgという点です。本記事の「無料の取り外し→コスパ投資」の順番は、2台目でも再現できました。6時間の作業全記録は内装軽量化+ロールケージで935kgで公開しています。

【無料】の軽量化|取り外すだけで約11kg

まずは費用ゼロの軽量化からです。内訳はこうなります。

項目削減量
リアレインホースメント+ナット-3,719 g
室内内張・隔壁・DVDナビ等約-3,000 g
リアスタビライザー-1,700 g
助手席SRSエアバッグ-1,112 g
アクティブボンネット本体-716 g
インダクションサウンドエンハンサー-542 g
レゾネーター-151 g
リアバンパーカット-144 g
スカイアクティブエンジンカバー-128 g
合計約-11,212 g

✅ 1円もかけずに11kg超です。パーツを買うのは、ここを全部やり切ってからで十分です。

アクティブボンネット本体(-716g)

ND5には、歩行者保護用のアクティブボンネット機構があります。本体を外すと、716g軽くなります。作業はボルト数本で完了する、簡単な内容です。

助手席SRSエアバッグ(-1,112g)

サーキット専用仕様なら、助手席エアバッグも外せます。重量は1,112gと、意外に重い部品です。抵抗を設置すれば、警告灯はキャンセルできます。

⚠️ 同乗者を乗せる場合は、安全面をよく検討してください。

インダクションサウンドエンハンサー(-542g)

吸気音を車内に伝えるための装置です。ボルト2本とバンド1個で取り外せます。インテーク側の穴は、ゴム栓で塞げばOKです。ECU周りの作業性が上がる副次効果もあります。

スカイアクティブエンジンカバー(-128g)

エンジン上部の樹脂カバーです。効果は128gと軽微。ただし、外しておくとメンテナンス性が向上します。作業のついでに外して、損はありません。

リアレインホースメント+取り付けナット(-3,719g)

リアバンパー内部の衝突緩衝材です。本体と取り付けナットで-3,719g。無料でできる項目の中では、単体最大です。

リアオーバーハングの軽量化は、効果が別格です。車体の端の重量は、慣性モーメントに直結します。数字以上に、回頭性が向上します。

💡 同時に外せる「バンパー取り付け樹脂3種盛り」で、さらに-285gです。

リアバンパーを外してリーンホースメントを取り外した状態
リアバンパーを外してリーンホースメントを取り外した状態

室内内張・隔壁・DVDナビ等(約-3,000g)

室内後方の内張5枚と隔壁を撤去しました。純正DVDナビやファッションバーも外しています。小物入れは、100均のタッパで代用可能です。室内がスッキリする副次効果もあります。

レゾネーター除去(-151g)

エアクリーナー手前にある、吸気音低減装置です。取り外しは簡単で、穴は粘着テープで塞ぎます。フロントオーバーハングが、少し軽くなります。

リアスタビライザー撤去(-1,700g)

これは、走行性能の向上が主目的です。リアスタビを外すと左右の足が独立して動き、トラクションが向上します。

セントラルサーキットの走行データで比較した結果、「リアスタビ無しの方が明らかに速い」という結論でした。-1,700gの軽量化にもなります。

ℹ️ ただし2号機では、純正リアスタビを装着しています。1号機とは逆の判断です。理由と5分で切り替えられる仕様はリアスタビライザーの効果で解説しています。

リアバンパーカット(-144g)

R Magicの型紙PDFを参考に、ヒートカッターでカットしました。目的は、パラシュート効果の低減です。バンパー内に溜まる空気の抵抗を減らします。144gの軽量化に加え、リアの安定性向上も期待できます。

助手席を降ろせば、さらに-14,200g

無料でできる最大の一手が、この軽量化です。助手席1脚で14.2kg。先ほどの11kgと合わせると、25kgを超えます。

状態削減量
無料の取り外し約-11.2 kg
+助手席を降ろす約-25.4 kg

✅ 筆者は着脱式にしています。アタックの日だけ降ろして、普段は載せる。ボルト4本なので、5分で戻せます。

⚠️ 同乗走行や、人を乗せる予定があるなら戻してください。車検も同様です。

【小額投資】数千円でできる軽量化

バッテリー軽量化①|BOSCH AMS HT-55B19L(-1,400g・約5,000円)

純正46B24Lは、11.5kgあります。BOSCHの55B19Lは10.1kg。交換だけで、1,400g軽くなります。費用は5,000円前後、作業は15分です。

フロントオーバーハング内の重量物を削れるので、ハンドリングへの効果も期待できます。軽量化入門の1手として、ここから始めるのが確実です。

BOSCH HT-55B19L Hightec JIS AMS 充電制御車・標準車対応

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BOSCH 55B19LSHORAI リチウム
削減量-1,400 g-9,300 g
費用約5,000円実勢4〜5万円
1gあたり約3.6円約4.8円
電装品が多い車◎△ 容量に注意

⚠️ 電装品が多い車は、リチウムの容量不足に注意してください。迷ったらBOSCHから入るのが安全です。

ウォッシャータンク小型化(-327g)

純正タンクは387g・容量1.2Lです。コーナンの0.5L容器(60g)に交換しました。接続は、シリコンチューブで延長するだけ。費用は数百円で、DIY完結します。

🔴 外した純正部品、捨てないでください

ここまでで、部品が山のように出ます。そのほとんどは、捨ててはいけません。

部品扱い
助手席車検で戻す。保管必須
内装・トリム類売却時に価値が変わる。保管推奨
純正マフラー車検で戻す。保管必須
純正ホイール4本車検で戻す。保管必須
純正シート・ステアリング中古需要あり

⚠️ 売れば、軽量化費用の一部が回収できます。ただし、状態が悪いと値がつきません。雨ざらし・平積みは避けてください。

ホイールは縦置きラックへ

一番かさばるのが、純正ホイール4本です。床に平積みすると、タイヤが変形して値がつかなくなります。2段式のラックなら縦に立てて保管でき、設置面積は畳半分ほどです。

アイリスオーヤマ タイヤラック カバー付 KSL-590C

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⚠️ 屋外に置くなら、カバーが必須です。ゴムの最大の敵は紫外線です。ひび割れたタイヤは、売っても値がつきません。

アイリスオーヤマ タイヤラックカバー 厚手 CVP-590R

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🔴 軽量化にかけたお金は、保険では戻りません

ここは、私が実際に経験したことです。1号機は2026年3月に全損になりました。

車両保険からは、1,772,450円が戻っています。ただし、戻らなかったものがあります。

この記事のパーツだけで、40万円を超えます

パーツ費用
BRIDE ZETA Ⅳ+シートレール約150,000円
ENKEI RPF1RS 4本約120,000円
CUSCO SAFETY 21 ロールケージ約90,000円
SHORAI リチウムバッテリー約45,000円
BE FREE マフラー約25,000円
合計約430,000円

⚠️ 車両保険は一般に、純正状態を基準に評価します。つまり社外パーツの分は、原則として含まれません。

カーボンボンネット、ロールケージ、フルバケ、ホイール。どれだけ積んでも、評価額は変わらないのが基本です。

ℹ️ ただし、カスタム分を対象にできる特約を用意している会社もあります。扱いは保険会社によって違うので、契約前に確認してください。

だから、保険料のほうを見直しました

パーツ代が戻らないのは、変えられません。そこで私は、毎年の保険料を削りました。

現在の任意保険は、年34,570円です。契約内容と全損時の交渉記録はロードスターの任意保険の記事で公開しました。

💡 浮いた分は、そのままパーツ代に回せます。BE FREEマフラー1本が25,000円なので、年1万円の差でも効いてきます。

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⚠️ サーキット走行中の事故は、多くの保険で免責です。だから車両保険の掛け方も、走る人と走らない人では変わります。約款を一度ご確認ください。

番外編|車検の重量書き換えで重量税を削減

軽量化を進めると、車検時の車両重量が変わります。車検証の書き換えで、重量税を減らせます。

筆者はガソリン満タン状態で、990kgを達成しました。ユーザー車検で1トン切りを確認しています。

書き換え前の重量税24,600円
書き換え後の重量税16,400円
削減額8,200円
書き換え手数料無料

✅ BE FREEマフラー1本(25,000円)が、重量税の削減で3回の車検を待たずに元が取れる計算になります。

参考までに、ユーザー車検の総費用は次のとおりです。

項目費用
テスター屋の光軸調整1,200円
重量税16,400円
自賠責保険17,650円
検査代2,300円
合計37,550円

ユーザー車検の全手順はユーザー車検の記事にまとめています。

✅ 軽量化は「速くなる投資」だけではありません。維持費を下げる手段にもなります。維持費の全体像はロードスターの維持費の記事で公開しました。持つだけなら年87,845円、競技もやると940,409円という内訳です。

よくある質問

Q. 軽量化で一番コスパが高いのは?

無料の取り外し軽量化が最優先です。費用ゼロで約11kg、助手席も降ろせば25kg超が削れます。有償ではBE FREEマフラーが最安で、約25,000円で-7kg。SHORAIバッテリーは、単品最大の-9.3kgです。

Q. 作業に必要な工具は?

電動ドライバーは必須です。内装剥がしだけでクリップとネジが何十本もあります。手回しでは半日仕事になります。下回りの作業(マフラー・スタビ・センターパイプ)には、ジャッキとリジッドラックも要ります。ジャッキだけで潜るのは危険です。

Q. ND5を1トン以下にするのは現実的?

現実的です。筆者はアタック仕様で約960kg、満タンの公道状態でも990kgでした。車検証の重量書き換えにも成功しています。

Q. 重いパーツを入れたら意味がないのでは?

そうとは限りません。筆者はロールケージで+10.7kg、エンジンマウントで+2.2kg増やしています。それでもトータルは-51kg。しかもエンジンマウントは、単体で▲0.198秒を確認できたパーツです。軽さだけを追って剛性を捨てると、結局タイムは出ません。

Q. バネ下の軽量化はなぜ効果が大きい?

バネ下は、バネ上の約10倍効くと言われます。ENKEI RPF1RSへの換装で、4本-6kgを削減しました。体感の変化は、数字以上です。詳しくはRPF1RS装着レビューをご覧ください。

Q. 軽量化でサーキットタイムはどれくらい変わる?

筆者はセントラルで1分42秒から1分32秒に短縮しました。ただし、これは軽量化だけの成果ではありません。タイヤ・足回り・LSD・アライメントを含む、2年以上の積み重ねです。軽量化単体で何秒、という数字は出していません。

Q. 外した部品はどうすればいい?

捨てないでください。助手席・純正ホイールは、車検で戻す必要があります。その他も、売れば軽量化費用の一部が回収できます。ただし状態が悪いと値がつかないので、保管方法には気をつけてください。

Q. 軽量化はどの順番でやるべき?

「無料の取り外し」を全部やってから、コスパの高いパーツへ投資します。この順番なら、最初の11kgは費用ゼロで手に入ります。パーツを買うのは、そのあとで十分です。

まとめ|50kg削減の最短ルート

  • 1,010kg → 約959kg(助手席あり・実測ベース)
  • ロールケージ+10.7kgを積んだうえでの-51kg
  • 無料の取り外しだけで約-11.2kg。助手席込みで-25.4kg
  • 有償の1位はBE FREEマフラー(25,000円で-7,046g)
  • 単品最大はSHORAIバッテリー(-9,300g)
  • 重量税は8,200円削減。維持費にも効く

軽さは正義です。もともと1トンしかないND5なら、50kgの効果は絶大。特に、前後オーバーハングの軽量化は物理的に効きます。

最短ルートは、次のとおりです。まず、無料でできる取り外しを全部やる。次に、コスパの高いパーツへ投資する。この順番なら、50kg削減は現実的に可能です。

セントラル1分32秒001までの全記録は、チューニング総まとめ記事をご覧ください。

【追記】その後、2号機ではロールケージを組みながら935kgを達成しました。詳しくは軽量化+ロールケージで935kgの記事をご覧ください。

この記事で紹介したパーツ一覧

投資対効果の高い順に並べています。まずは、コスパ上位2点から始めるのがおすすめです。

SHORAIリチウムイオンバッテリー(-9,300g)

この軽量化1つで、単品最大となる約9.3kgを実現します。費用対効果も、ダントツの1位です。

ND5ロードスターのエンジンルームに搭載したSHORAIリチウムイオンバッテリー
ND5ロードスターのエンジンルームに搭載したSHORAIリチウムイオンバッテリー

⚠️ 実勢価格は4〜5万円で変動が大きいため、必ず複数ショップを比較してください。楽天マラソンやYahoo!セールを狙えば、実質コストを下げられます。

SHORAI LFX36L3-BS12 ショーライ リチウムフェライトバッテリー

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BE FREEマフラー リアピース(-7,046g・約25,000円)

リアオーバーハングを-7kg。しかも、音も良くなります。25,000円台と、最安値クラスの軽量化パーツです。重量税の削減分だけでも、じわじわ回収できます。

BE FREEマフラーを装着したND5ロードスター1号機のリアビュー
BE FREEマフラーを装着したND5ロードスター1号機のリアビュー

ロードスター ND5RC オールステンマフラー センター出し(BE FREE)

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ENKEI RPF1RS 15×8.0J +28(-6,000g・約120,000円)

バネ下はボディの10倍効きます。実測5.4kg、純正比で4本-6,000g。タイヤとセットで交換すれば、コスパを最大化できます。詳細スペックはENKEI公式サイトで確認できます。

ENKEI RPF1RSを装着したND5ロードスター1号機のフロントビュー
ENKEI RPF1RSを装着したND5ロードスター1号機のフロントビュー

⚠️ 装着は、車高調+ネガキャン約-3°が前提です。ノーマル車高では干渉します。

ENKEI(エンケイ) レーシング RPF1RS 15×8.0J +28 4/100 カラー:S

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💡 その車高調が、まだなら。筆者が入れたのはTEIN MONO SPORTです。8J+28を履くための前提条件でもあります。

TEIN 車高調 MONO SPORT マツダ ロードスター ND5RC GSMD0-71SS3

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BOSCHバッテリー AMS HT-55B19L(-1,400g・約5,000円)

5,000円・作業15分の、最安コスパ軽量化です。最初に試すべき1手になります。

⚠️ 電装品が多い方は、SHORAIを検討してください。

BOSCH HT-55B19L Hightec JIS AMS 充電制御車・標準車対応

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