RE-71RZは、販売終了したRE-71RSの正常進化版です。実際、筆者はRSでセントラル1:32.001(非公式車種最速)を記録しました。そして、後継RZはその美点を受け継いでいます。つまり、今買うならRZ一択です。
「RSは今も買えるの?RZはどうなの?」。そこで、複数サーキットでの実測とR31比較で解説します。結論は、一発の強烈さより「安定して長く速い」総合完成度が最大の強みです。

この記事でわかること
- 実測タイム(セントラル1:32.001・中山1:07.552ほか)
- R31・CR-S・ZⅢとの具体的な比較
- RE-71RS販売終了とRE-71RZ移行の実際の印象
- 「一発ならR31・総合ならRZ」の使い分け基準
- タレにくさ・摩耗しにくさという耐久性の実態
RE-71RSは販売終了——RE-71RZへの移行と選び方
まず、重要な情報からです。RE-71RSは販売終了し、後継のRE-71RZに置き換わりました。さらに、グリップも一級品です。実際、A052やR31 200Rに匹敵すると確認されています。
なお、筆者は自分のND5ではまだRZを使っていません。ただし、RE-71RZ装着の同僚のエキシージで20本以上、さらにZN86など他車でも走行済みです。その印象は、RSの扱いやすさ・コントロール性・安定感を受け継いだ正常進化版。したがって、現在購入を検討中の方はRZを選んでください。
⚠️ なお、RSの在庫を安く見つけた場合も注意が必要です。なぜなら、古い在庫はゴムが硬化してグリップが出ないからです。つまり、製造年週を必ず確認してください。
👉 実際、RSで2サーキット非公式最速を達成しました。💡 なお、マラソン期間の4本まとめ買いで還元を最大化できます。⚠️ ただし、ショップで価格差が大きいので必ず比較してください。
組み合わせ推奨ホイール:ENKEI RPF1RS
💡 ちなみに、RE-71RZの実力を引き出すならホイールも重要です。筆者はRPF1RSと組み合わせています。詳細はRPF1RS装着レビューへ。
👉 純正比-6kgのバネ下軽量化です。つまり、相乗効果で安定感が一段上がります。⚠️ なお、装着には車高・キャンバー調整が必要です。
今回装着したタイヤ
| メーカー | ブリヂストン |
| モデル | POTENZA RE-71RS(現在は→RE-71RZ) |
| サイズ | 205/50R15 |
| 車両 | ND5ロードスター |
| 走行サーキット | セントラル・中山・TSタカタ |
なお、メーカー情報はブリヂストン公式もご覧ください。
実測タイム
| サーキット | ベストタイム | 備考 |
|---|---|---|
| セントラルサーキット | 1分32秒001 | 非公式車種最速 |
| 中山サーキット | 1分7秒552 | 非公式車種最速 |
| TSタカタサーキット | 1分0秒411 | — |
つまり、2つのサーキットで非公式最速です。しかも、一発の速さだけでなく安定してタイムを出せるのが強み。なお、全記録は全チューニング記録で解説しています。
他タイヤとの比較
| タイヤ | グリップ | 低温 | 寿命 | 扱いやすさ | おすすめ |
|---|---|---|---|---|---|
| RE-71RS(→RZ) | ◎ | ○ | ○ | ○ | 中級者〜上級者 |
| シバR31 200R | ◎ | △ | △ | ○ | 中級者〜上級者 |
| シバR23 200R | ◎ | △ | △ | △ | 上級者・条件特化 |
| ナンカン CR-S | ○ | ○ | ○ | ○ | 中級者 |
| ダンロップ ZⅢ | △ | ◎ | ◎ | ◎ | 初心者 |
つまり、立ち位置は「尖った最速ではなく、安定して長く速い完成度」です。すなわち、トータルバランスで国産最高峰クラスです。
R31 200Rとの比較|RE-71RZとの使い分け
| 項目 | RE-71RS(→RZ) | R31 200R |
|---|---|---|
| 最大グリップ(高温時) | ◎ | ◎ |
| 低温時のグリップ | ○ | △ |
| グリップの安定性 | ○ | △ |
| 摩耗・寿命 | ○ | △ |
| コントロール性 | ○ | ○ |
| 向いている条件 | オールシーズン全般 | 夏・高温特化 |
✅ 要するに、「一発ならR31、総合完成度ならRE-71RZ」です。なぜなら、低温から使えて・タレにくく・摩耗しにくいからです。つまり、この3点が複数サーキット最速の理由。したがって、通年・複数サーキット派にはRZ一択です。
自分の車ではまだ実測していません。ただし、同僚のエキシージなど他車で20本以上走りました。その範囲では、RSの安定感とコントロール性がそのまま残っています。つまり、劇的に速くなったというより、美点を保った正常進化です。
👉 一発グリップ重視ならこちらです。ただし、低温・ウェットと摩耗はトレードオフ。詳細はR31レビューへ。⚠️ なお、8Jは引っ張り装着前提です。
グリップ・フィーリングの実感
一言で表すと、「素直で安心して踏める」です。まず、低温から安定してグリップが立ち上がります。また、限界域のコントロール性が高い。つまり、「あとどれだけ踏めるか」が分かりやすいタイヤです。
耐久性・寿命
特筆すべきは、タレにくさと摩耗しにくさです。まず、筆者のRS実測から。2025年5月13日に装着し、2026年3月28日の事故による車両廃棄まで約10か月・総走行約9,000km。この間、サーキット・ジムカーナを約10回こなしました。しかも、廃棄時点でまだ残り溝に余力がある状態でした。つまり、寿命で交換したのではなく、事故がなければさらに走れた計算です。9,000km時点で余力を残していた事実は、使い切りだったZⅢの10,000kmと比べても見劣りしません。
街乗り併用での寿命
なお、この9,000kmはサーキット専用の数字ではありません。つまり、走行会は約10回で、残りは通勤や移動の一般道です。したがって、街乗り併用でこの持ちだと考えてください。
雨天でもしっかりグリップする。冷えた路面1発目でも安心感がある。ロードノイズも流石は国産で全く気にならない。
ただし、街乗りメインの寿命は実測していません。すなわち、9,000kmで余力があった事実からの推測になります。したがって、走行会の頻度が低ければ、さらに伸びる計算です。
タレにくさも実測済みです。実際、1日の走行会で連続5本目まで安定していました。一方、シバ200R系は高温で強烈な反面、消耗も早め。そのため、この系統は周回を重ねても安定感が落ちません。つまり、長い走行会や複数セッションに向いています。
メリット・デメリット
✅ まず、メリットです。低温からしっかり使えます。また、タレにくく周回でも安定。さらに、摩耗しにくく長持ちします。しかも、限界が分かりやすく、2サーキット最速の実績もあります。
❌ 一方、デメリットです。価格は国産最高峰クラスで高めです。また、RSは在庫のみで新品購入はRZになります。
こんな人におすすめ
✅ まず、向いている人です。たとえば、長く安定して使いたい方や低温から使いたい方。さらに、通年・複数サーキットを走る中級者〜上級者です。
❌ 一方、夏の一発グリップだけを求める方には向きません。したがって、R31かR23を検討してください。
よくある質問
Q. RE-71RZはRSより速い?
正常進化版です。実際、A052やR31級のグリップも確認されています。しかも、RSの安定感とコントロール性はそのままです。
Q. R31とRE-71RZはどっちが速い?
条件で変わります。まず、夏の一発グリップならR31です。一方、低温から使えて周回でタレないのはRZです。つまり、1本のタイムならR31、1日のタイムならRZになります。
Q. 寿命はどれくらいもつ?
筆者のRS実測で、約10か月・9,000km・サーキットとジムカーナ約10回を走って、なお残り溝に余力がありました(事故による車両廃棄で使用終了)。TW200系よりタレにくく摩耗しにくい、が実感です。
まとめ|RE-71RZは完成度で選ぶタイヤ
結論として、RE-71RZは安定・耐久・扱いやすさを備えた完成度の高い一本です。実際、1:32.001の実績が示す通りタイムを出す力は本物。したがって、通年で安定して速く走りたいなら最良の選択肢です。
RE-71RZの武器はコントロール性です。しかし、アライメントが合っていなければ引き出せません。そこで、DIY派にはメープルA-1ゲージをおすすめします。
👉 つまり、1回のDIY調整で工賃(¥30,000)の元が取れます。手順はDIYアライメントの記事へ。
【追記】R31との摩耗比較は舞ジム80参戦記で公開中です。


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