ユーザー車検なら、2年で37,550円でした。実額を先に出します。すべて領収証からの転記です。
所要時間は合計1時間ほど。書類と支払いで30分、検査レーンで30分でした。
この記事では、ユーザー車検の予約から当日の流れまでを実体験で解説します。車両はND5ロードスター、記録したのは2025年12月の1号機での車検です。ただし費用と手順は、車両が変わっても同じです。
この記事でわかること
- ユーザー車検の実額37,550円の内訳
- 予約のタイミングと、平日しか受けられない理由
- 当日の持ち物と、検査レーンで見られる項目
- 光軸で落ちないための対策
- 実際に落ちたときの対処法
結論:ユーザー車検なら2年で37,550円
内訳はこうなります。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 自動車重量税 | 16,400円 |
| 自賠責保険(24か月) | 17,650円 |
| 検査手数料 | 2,300円 |
| テスター屋の光軸調整 | 1,200円 |
| 合計 | 37,550円 |

年あたり18,775円です。重量税が16,400円で済むのは、車重が1トン以下だからです。
費用の内訳|業者に出すといくら違うか
法定費用は、どこに出しても同じです。重量税・自賠責・検査手数料の36,350円は固定になります。
差が出るのは、車検基本料と整備料金です。一般的には20,000円から50,000円が上乗せされます。
自分でやれば2万円から3万円が浮きます。ただし、整備は自己責任です。
維持費全体での位置づけはロードスターの維持費の記事で公開しました。
予約から当日までの流れ
予約は約1か月前に取る
予約は自動車検査インターネット予約システムから取ります。

ここが最初の関門です。予約は思いのほか殺到するので、約1か月前に押さえてください。
しかも検査は、平日しかやっていません。土日祝が休みの方は、有給を取る必要があります。
当日の持ち物は3つ
- 現金(テスター代・重量税・自賠責・検査手数料)
- クリアファイル(新旧の書類をまとめるため)
- 工具セット(検査で落ちたときに現地で対応するため)
現金が要るのは、印紙の購入や自賠責の支払いが現金中心だからです。
クリアファイルには、車検証や自賠責を1つにまとめます。窓口での動きが速くなります。
そして工具セット。これが効きます。理由は後半の「落ちたとき」の項で書きます。
所要時間は合計1時間
当日の流れは単純です。書類を作成し、重量税と検査手数料を払います。ここで約30分でした。

次に検査レーンへ並びます。こちらも約30分。合わせて1時間です。
ただし混雑状況で変わります。午前の枠を取るほうが安全です。
当日の検査ラインで見られる項目
基本は、外観・下回り・排ガス・ブレーキ・スピードメーター・ヘッドライトです。保安基準を満たしているかの確認になります。
ただし、注意点があります。目立つ車両は追加で見られます。
マフラーの音量を測定されることがあります。車両寸法を測られる場合もあります。
対策は明確です。事前に、純正マフラーと純正アルミホイールへ戻しておくことです。
余計な検査を呼び込まないのが、最短ルートになります。
落ちたときは、その場で直して再検査
実は私も、一度落ちています。原因は排ガス漏れでした。フロントパイプとエキマニの間から漏れていたのです。
そこで自宅に戻り、予備のガスケットに交換しました。再検査では、無事に通っています。
だから工具セットを持っていくのです。軽微な不具合なら、その場で直して当日中に再検査を受けられます。
なお、2号機でも同じ箇所から漏れました。そのときの原因究明と本修理は排気漏れの記事にまとめています。
光軸だけは事前にテスター屋へ
テスター屋は、検査場のすぐ近くに必ずあります。当日に立ち寄れば済みます。
頼めるのは、主に2つです。
- サイドスリップ:フロントのタイロッドを回して調整(約2分)
- 光軸:ヘッドライトの調整ネジを専用測定器で合わせる(約2分)
ただし私は、サイドスリップを頼みません。トーをゼロにしているので、これで落ちたことは一度もないからです。
一方、光軸は依頼します。DIYでの調整が難しいためです。今のところ、落ちたことはありません。

料金は、光軸のみで400円という店もありました。地域・店舗・車種でかなり差があります。
最近のヘッドライトには落とし穴がある
知り合いから聞いた話です。最近のヘッドライトは、エンジン始動時に自動で光軸を調整します。
その結果、テスター屋で合わせても検査レーンで落ちることがあります。エンジンを切った時点で、位置が変わってしまうわけです。
対処法は、エンジンとヘッドライトをつけたまま再検査を受けること。実際、これで通ったそうです。
光軸で落ちたら、まずこれを試してください。
軽量化して重量税を下げた話
ここが、ユーザー車検の副産物です。重量税は、車両重量の区分で決まります。
| 車両重量 | 2年分の重量税 |
|---|---|
| 0.5トン以下 | 8,200円 |
| 1.0トン以下 | 16,400円 |
| 1.5トン以下 | 24,600円 |

1トンを境に、8,200円も変わります。私のND5は、購入時1,010kgでした。
そこで軽量化を進め、ガソリン満タンで計測し直したところ990kgでした。車検証の書き換えで、1トン以下の区分に入っています。
重量税は24,600円から16,400円へ。2年ごとに8,200円が浮く計算です。書き換え手数料は無料でした。
この軽量化の全記録は軽量化まとめ記事で公開しています。なお同記事の960kgは、元の記載1,010kgから外したパーツの重量を積算した数字です。990kgは計測による車検証の実測値なので、基準が異なります。
ユーザー車検に向く人・向かない人
向いているのは、こういう方です。
- 平日に半日を空けられる
- 簡単な整備は自分でできる
- 予備部品を用意できる
- 2万円から3万円を惜しまない
一方、向かないのは平日に休めない方や、整備を一切しない方です。
車検は、通すだけの手続きだからです。整備の保証ではありません。不具合の判断は、自分で行う必要があります。
DIYの延長として楽しめる方に向いています。
実際の記録はみんカラにあります
当日の手順は整備手帳にも残しています。写真つきで流れを追いたい方はどうぞ。
まとめ|ユーザー車検は1時間・37,550円
最後に整理します。
- 費用は2年で37,550円(業者比で2万〜3万円の節約)
- 所要時間は約1時間(書類30分+検査30分)
- 予約は約1か月前。平日のみ
- 持ち物は現金・クリアファイル・工具セット
- 光軸だけはテスター屋へ。400円から1,200円

最大のコツは、余計な検査を呼び込まないことです。純正マフラーと純正ホイールに戻しておく。これだけで流れが変わります。
なお自賠責は車検とセットですが、任意保険は別です。私の契約内容はロードスターの任意保険の記事で公開しました。

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