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ロードスターの維持費は、2025年で940,409円でした。実額を全部公開します。領収書と家計簿からの転記です。
ただし、この数字だけを見ると誤解します。75%はモータースポーツの費用だからです。つまり持っているだけなら、年87,845円で収まります。
この記事では、維持費を「持つ・走る・競技」の3層に分けて出します。車両はND5RCです。
この記事でわかること
- ND5RCの維持費を3層に分けた実額
- 持っているだけなら月7,320円で収まる理由
- タイヤ5セットの実額と、工賃を0円にする方法
- サーキットとジムカーナ13回分の全内訳
- 維持費を下げた7つの手と、その金額
結論:維持費は3層に分かれる
全体像はこうなります。
| 層 | 内容 | 年額 | 割合 |
|---|---|---|---|
| 持つ | 自動車税・車検・任意保険 | 87,845円 | 9.3% |
| 走る | ガソリン・油脂類 | 150,624円 | 16.0% |
| 競技 | 走行料・タイヤ・パーツ・工具 | 701,940円 | 74.6% |
| 合計 | — | 940,409円 | 100% |

競技費が、全体の74.6%を占めます。一方で持つだけの費用は、9.3%にすぎません。
✅ そして、ここが一番伝えたい部分です。ND5は、基礎的な維持費がかなり安い車だからです。
💡 維持費の中で見直しが一番効くのは保険です。走行距離も乗り方も変えずに下げられる、唯一の項目だからです。
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持つ(所有する)だけなら年87,845円|月7,320円
まず、走らせなくてもかかる分です。
| 項目 | 年額 |
|---|---|
| 自動車税 | 34,500円 |
| 車検(2年分を按分) | 18,775円 |
| 任意保険 | 34,570円 |
| 駐車場 | 0円 |
| 合計 | 87,845円 |
月あたり7,320円です。駐車場が0円なのは、持ち家だからです。
ここまで安く収まる理由は、3つあります。排気量が1,496ccで1,500cc以下。車重が990kgで1トン以下。そして保険が20等級・本人限定・35歳以上補償だからです。
✅ 税金の区分が、両方とも有利な側に入っています。しかも車重は、軽量化後に計測し直して書き換えました。
なお、軽量化まとめ記事の960kgは、積算した数字です。車検証の元の記載1,010kgから、外したパーツの重量を引いています。一方990kgは、計測して書き換えた車検証の実測値。つまり基準が異なります。
保険の契約の全項目は任意保険の記事で公開しました。
車検はユーザー車検で2年37,550円
| 項目 | 2年分 |
|---|---|
| 自動車重量税 | 16,400円 |
| 自賠責保険 | 17,650円 |
| 検査代 | 2,300円 |
| テスター屋の光軸調整 | 1,200円 |
| 合計 | 37,550円 |
予約から検査ラインまでの手順はユーザー車検の記事で全部公開しました。
✅ 次回は別の検査場へ持ち込む予定です。光軸調整が400円になるので、総額は36,750円まで下がる見込みです。
⚠️ ただしユーザー車検は、整備が済んでいる前提です。排気漏れがあると、排ガス検査で落ちます。実際、1号機は一度落ちました。
実際の流れは、みんカラの整備手帳にも手順を残しています。
ガソリンと油脂類|年150,624円
次に、走らせるとかかる分です。
| 項目 | 計算 | 年額 |
|---|---|---|
| ガソリン | 10,000km ÷ 12.5km/L × 160円 | 128,000円 |
| 油脂類 | — | 22,624円 |
| 合計 | — | 150,624円 |
✅ ここは強調しておきたい点です。12.5km/Lは、街乗りとサーキットの合算です。つまりサーキットでの全開走行を含めて、この数字が出ています。
⚠️ 油脂類には、反省点があります
2025年は、3,000kmごとに4種類を全部替えていました。エンジンオイル、オイルフィルター、ギアオイル、デフオイルです。
⚠️ これは過剰整備だったと考えています。デフキャリアを分解して確認したところ、金属粉も異常摩耗もありませんでした。
✅ そこで2号機からは、エンジンオイル以外を6,000kmごとに変更しました。つまり油脂類のコストは、来年から下がる見込みです。
ℹ️ エンジンオイルは、20L缶でまとめ買いしています。近年は価格の変動が大きいところです。
⚠️ ただし機械式LSDに、純正のデフオイルは使えません。専用の油脂でないと、チャタリングが出ます。
ℹ️ ブレーキフルードも、サーキットを走るなら沸点で選びます。DOT5.1なら、ペダルが抜ける不安が減ります。
タイヤ|5セットで173,392円、工賃は0円
ここからが、維持費で最も大きい競技の費用です。まずタイヤから出します。
| 銘柄 | 金額 |
|---|---|
| RE-71RS 205/50R15 | 54,828円 |
| シバタイヤ R23 185/55R15 | 45,029円 |
| NS-2R 195/55R15 | 27,528円 |
| NS-2 205/50R15 | 26,007円 |
| シバタイヤ R31 195/50R15(中古) | 20,000円 |
| 合計 | 173,392円 |

年5セットです。実際に履いているのが、この銘柄になります。
摩耗の実測はNS-2Rの寿命の記事にあります。1年2か月で約10,000km、1kmあたり2.75円でした。
ℹ️ そして街乗り用に履き替えたのが、NS-2です。トレッドウェアが120から480になるので、数値上は4倍のライフになります。
NS-2(205/50R15)は、家にまだあります。舞ジムのR5クラス参戦用として保管中です。
💡 工賃0円で、年3万〜5万円が浮きます
ここで効いているのが手組みです。私は、自宅でタイヤを組み替えています。
| 単位 | 一般的な工賃 |
|---|---|
| 1本 | 1,500〜2,500円 |
| 4本(1セット) | 6,000〜10,000円 |
| 年5セット(20本) | 30,000〜50,000円 |
✅ 道具代は、1年で回収できる計算です。しかも走行会の前日に組める自由度が手に入ります。
✅ 15インチなら、600mmのレバー2本で足ります。短いレバーは、力が要るうえにリムを傷めます。
🔴 そしてビードクリームは、省略できません。乾いたまま入れると、ビードのゴムが切れます。
🔴 ビードを上げるには、一気にエアを入れます。足踏みポンプでは上がりません。
手順はタイヤ手組みと保管の記事にまとめました。
⚠️ 年5セットも回すと、置き場が問題になります。直置きは、接地面だけが変形します。
買い方でも、24%変わりました
タイミングも重要です。NS-2(205/50R15)は定価34,020円でした。
これを楽天マラソンで、26,007円で買っています。つまり約24%引きです。差は8,013円になります。
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ℹ️ 15インチは店頭在庫が薄いところです。だから通販のほうが、選択肢が広い。
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サーキットとジムカーナ|13回で145,750円
次に走行料です。2025年は、13回走りました。
| 場所 | 回数 | 金額 |
|---|---|---|
| 舞洲ジムカーナ | 5回 | 59,950円 |
| セントラルサーキット | 4回 | 24,000円 |
| 中山サーキット | 1回 | 12,000円 |
| モーターランド鈴鹿 | 2回 | 11,000円 |
| タカタサーキット | 1回 | 8,800円 |
| セントラルのライセンス年会費 | — | 30,000円 |
| 合計 | 13回 | 145,750円 |
年会費を除くと115,750円。つまり13回で割ると、1回あたり8,904円になります。
セントラルは年会費込みでも安い
意外に思われるかもしれません。セントラルは、1枠30分6,000円です。だから4枠で24,000円。走行料だけなら最安クラスになります。
しかも、それだけではありません。ライセンス枠は上級者が多く、連続周回する人が少ない。つまりクリアラップが取りやすくなります。
✅ 安全に、ベストラップを狙える環境です。年会費30,000円は、走行環境への投資と考えています。
舞洲はダブルエントリーで半額になる
舞洲ジムカーナは、単独エントリーが12,800円です。2025年は、これを4回。
残りの1回は、ダブルエントリーを使いました。17,500円を2人で分けて、1人8,750円です。つまり4,050円安くなります。
合わせて5回で59,950円になりました。実際の走行記録は舞洲ジムカーナ80の参戦記にあります。
ポンダー代も、積み上がります
ここは表に入っていない費用です。多くのサーキットでは、ポンダーが1回1,000〜2,000円でレンタルできます。
年13回なら、13,000〜26,000円です。つまりGPS計測器があれば、1〜2年で回収できる計算になります。
✅ しかもログが手元に残ります。ここがレンタルとの決定的な違いです。
パーツと工具|売って買えば実質234,635円
最後に、読みにくいパーツ代です。2025年の改造費は、300,955円でした。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 改造費 | 300,955円 |
| ヤフオクでの回収 | −66,320円 |
| 実質の改造費 | 234,635円 |
| 消耗品と工具 | 148,163円 |
| タイヤ | 173,392円 |
| 走行料 | 145,750円 |
| 競技の合計 | 701,940円 |
✅ 外したパーツは売っています。ヤフオクで66,320円を回収したので、実質の改造費は234,635円です。
消耗品と工具は148,163円です。ホイール、ブレーキパッド、ゲージ、溶接機などが含まれます。
⚠️ 当初の予算は500,000円でした。つまり20万円ほど超過しています。
🔴 維持費を下げた7つの手
ここまでの内容を、節約の観点で並べ直します。
| 手 | 浮いた額(年) |
|---|---|
| タイヤの手組み | 30,000〜50,000円 |
| ユーザー車検 | 業者依頼との差額 |
| パーツの売却 | 66,320円 |
| 楽天マラソンで買う | 1セットで8,013円 |
| ダブルエントリー | 1回で4,050円 |
| 保険の条件を絞る | 契約による |
| 油脂の周期を見直す | 来年から反映 |
✅ いちばん大きいのは、手組みとパーツ売却です。この2つだけで、年10万円前後の差になります。
⚠️ ただし手組みには、道具と場所と時間が要ります。つまり誰にでも勧められる手ではありません。
売るなら、車の価値も知っておく
パーツだけでなく、車そのものも資産です。維持費を計算するなら、出口の金額も要ります。
ℹ️ 査定額を1度取っておくと、この判断ができます。売る予定がなくても、数字を持っておく意味はあります。
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よくある質問
Q. 競技をしないなら、維持費はいくらですか?
年238,469円(月19,872円)です。持つ費用87,845円と、ガソリン・油脂類150,624円の合計になります。駐車場代が別に必要な方は、そのぶんを足してください。
Q. ND5の維持費が安い理由は何ですか?
税金の区分が2つとも有利だからです。排気量1,496ccで1,500cc以下、車重990kgで1トン以下。しかも燃費も12.5km/Lあります。新しい車なので、故障による出費もありません。
Q. 一番効く節約はどれですか?
タイヤの手組みとパーツの売却です。合わせて年10万円前後の差になります。ただし手組みには道具と場所が要るので、走行頻度が低い方には向きません。
Q. 予算はどう立てればいいですか?
3層で分けて見積もってください。持つ費用はほぼ固定です。走る費用は距離で決まります。競技費だけが、自分の意思で増減します。筆者は予算50万円に対して20万円超過しました。
まとめ|維持費は3層で考える
答えは1つではありません。
| 乗り方 | 年額 | 月額 |
|---|---|---|
| 持つだけ | 87,845円 | 7,320円 |
| 普通に乗る | 238,469円 | 19,872円 |
| 競技もやる | 940,409円 | 78,367円 |
ND5RCは、維持費の基礎が安い車です。1,500cc以下で1トン以下なので、税金の区分が両方とも有利になります。
燃費も12.5km/L。しかもサーキット走行を含めた数字です。新しい車なので、故障による出費もありません。
⚠️ ただし競技を始めると、金額が一桁変わります。購入を検討している方は、この3層で見積もってください。
なお新車と中古のどちらが得かは、新車vs中古の比較記事で計算しました。
※本記事は筆者1台分の実額記録です。税額・保険料・走行料は車両や条件によって異なります。金額は2025年時点のものです。


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