「ND5ロードスターが欲しい。新車か中古か、どっちが得なのか。」
そう思っていませんか?
2026年現在、この問いに対する答えは数年前と根本的に変わっています。
結論を先に言います。今の中古相場では、新車購入の方が合理的なケースが多い。
この記事では、走行中の事故でND5を全損させた筆者が、2台目購入を検討する過程で調べた中古相場と新車価格を数字で正直に比較します。
ND5ロードスターの「本来の価値」を知っていますか
まず前提として重要な数字をお伝えします。
ND5ロードスターは2015年の発売当時、廉価グレードで約250万円でした。
それが2026年現在、同じ2015年式(11年落ち・10万km超・修復歴あり)の中古車が150万円以上で取引されています。
つまりこういうことです。
| 状態 | 価格 |
|---|---|
| 2015年 新車(廉価グレード) | 約250万円 |
| 2026年 同車種の中古(11年落ち・10万km超・修復歴あり) | 150万円以上 |
| 2026年 新車ND5RE Sグレード | 約295万円 |
11年落ちの修復歴ありが150万円。 これは異常な相場です。
新車から11年・10万km走って修復歴まである車が、新車価格の60%で売られている。ND5の人気と希少性がそのまま価格に反映されています。
2026年の中古相場を整理する
実際に確認した中古相場です。
| 年式 | 走行距離 | 状態 | 価格帯 |
|---|---|---|---|
| 2015年(11年落ち) | 10万km超 | 修復歴あり | 150万円〜 |
| 2017年(9年落ち) | 5〜8万km | 修復歴なし | 180〜220万円 |
| 2020年(6年落ち) | 3万km以下 | 修復歴なし | 220〜260万円 |
状態の良い中古を買おうとすると、200万円以上は当たり前。そこに諸費用・購入後の整備費用が加わります。

新車ND5RE Sグレードの価格
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 車両代金合計 | ¥2,898,500 |
| 諸費用合計 | ¥168,270 |
| お支払い総額 | ¥3,066,770 |
| 値引き(交渉次第) | ▲約11万円 |
| 実質支払い想定額 | 約295万円 |

新車と中古の差額は「実質いくら」か
状態の良い中古(2017年式・5万km・修復歴なし・約200万円)と新車を比べます。
| 比較項目 | 中古(2017年式) | 新車ND5RE S |
|---|---|---|
| 購入価格 | 約200万円 | 約295万円 |
| 走行距離 | 約5万km | 0km |
| 保証 | なし | 5年保証 |
| 車検 | 要確認 | 付き |
| 購入後の整備費用 | 5〜20万円 | 不要 |
| 事故歴・隠れた傷 | 不明 | なし |
| 実質コスト | 205〜220万円〜 | 約295万円 |
差額は75〜90万円です。この差の中に5年保証・車検・安心感がすべて入っています。
サーキット仕様で乗るなら「新車Sグレード」が最適な理由
価格だけでなく、パーツ互換性の観点でもSグレードが優秀です。
Sグレードはデフサイズとブレーキパッドサイズが他グレードと共通のため、機械式LSD(クスコなど)の後付けがしやすく、パーツの流用に問題がありません。

前の車から回収したパーツをそのまま移植すれば、実質的なコストはこうなります。
295万円(新車)− 60万円(回収パーツ)= 実質235万円でサーキット仕様完成
修復歴ありの中古を150万円で買って、同じパーツを一から揃えると150万円+60万円=210万円。差額はわずか25万円です。そこに保証なし・整備費用あり・精神的不安を加味すると、新車の合理性は明白です。
正直なデメリット
①295万円という初期費用 現金購入できる方は問題ありませんが、ローンを組む場合は金利負担が発生します。
②改造すると保証が一部切れる 5年保証は純正状態が前提です。車高調・LSD・マフラーを変えた時点で一部保証対象外になります。保証を活かすなら改造の順番と内容を慎重に選ぶ必要があります。
③ND5RCとND5REの細部の違い 2024年以降のND5REは細部が変わっています。旧型で培ったセッティングがそのまま通用しない可能性があります。
結論
| あなたの状況 | おすすめ |
|---|---|
| 予算295万円以上ある | 新車一択 |
| 中古で180万円以下の良個体が見つかった | 中古も有り |
| とにかく安く済ませたい | 相場が落ち着くまで待つ |
| 回収パーツを移植したい | 新車(互換性◎) |
2026年現在の中古相場は「高すぎる」状態です。焦って修復歴ありの中古を掴むより、新車か相場が落ち着くのを待つかのどちらかが合理的な判断です。
筆者自身は明日、神戸マツダで新車の見積もりを取ります。結果はこのブログで公開します。
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