セントラルサーキットのバックストレートで突如点灯したND5ロードスター2号機のABSエラー。前回はシェイクダウン中の出来事として記録したが、今回はそのND5 ABSエラーの原因究明に徹底的に取り組んだ全記録をお届けする。まず現地でのバッテリー固定から始まり、次に帰宅後の分解点検へ。
セントラルサーキット現地でのトラブルシューティング
前回の走行でABS警告灯が点灯したとき、真っ先に疑ったのはバッテリーだ。
Step1|バッテリーの完全固定とショート対策
ショーライバッテリーの固定が走行振動で甘くなっていた可能性がある。そこで、バッテリーが一切動かないようにステーを再固定し、養生テープでガッチリ固定した。

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Step2|アース不良チェック
次に疑ったのはアース不良だ。エンジンルーム内と軽量化後の幌下部のアースポイントを確認した。しかし、目視では問題は見当たらなかった。
Step3|走行再開と発生条件の絞り込み
バッテリー固定を終え、数回走行を重ねた。すると、発生条件が非常に限定的であることに気づいた。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発生確率 | 約70%(ゆっくり曲がると発生しない) |
| 発生箇所 | バックストレート後の右コーナー(100%発生) |
| 発生条件 | 登り立ち上がり・クリップ後アクセル全開 |
| 縦フルブレーキング | 全く発生しない |
つまり、特定のコーナーでのみ100%発生するという事実が、原因究明の核心となった。

Step4|OBD2スキャナーで確認
そこで、ピットに戻りOBD2スキャナーでエラーコードを確認した。結果は検出なし。なお、エンジンを切れば警告灯は消える。

つまり、これは恒久的な故障ではなく、走行中の動的な条件が引き金になっていることを示している。
自宅に帰ってからのトラブルシューティング
帰宅後、さらに細かい点検を行った。
Step5|エンジンルーム内 アース・コネクター確認
まず、エンジンルーム内のブレーキフルード・マスターシリンダー周辺のアースを確認し、コネクターの抜き差しも実施した。しかし、接触不良は見つからなかった。
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Step6|ABSユニット周辺の確認
次に、ABSユニット周辺のアースを確認し、コネクターの抜き差しを実施した。こちらも同様に、問題は見つからなかった。

Step7|ABSセンサー引っ張りテスト
続いて、ステアリングを左右に切った状態でABSセンサーケーブルを手で引っ張り、警告灯が再現するかを確認した。助手席側・運転席側ともに試したが、エラーは再現しなかった。


なぜなら、ケーブル断線による瞬断ならば引っ張りで再現するはずだからだ。つまり、再現しないということは、単純なケーブル断線ではないことを意味している。
Step8|ABSセンサーとローターの目視・エアギャップ確認
まず、ABSセンサーを外して汚れや損傷を確認した。結果は問題なし。また、ABSセンサーローターも確認し、新車同様の綺麗な状態だった。

さらに、ノギスでエアギャップを測定した結果、左右とも規格値内(0.8mm)だった。


目視・測定ともに正常値。それでも助手席側(フロント左)には、明らかに何かがある。
DIYの限界──プロに任せる決断
こうして、自分でできることはすべてやり切った。
- ケーブル断線:なし
- アース不良:なし
- センサー汚れ:なし
- ローター損傷:なし
- エアギャップ:規定値内
それでも、特定コーナーの特定条件でのみ発生というデータは消えない。
この車は修復歴あり車両だ。したがって、フロント左のアッパーアーム付け根が、過去の事故により後方にずれている可能性が高い。つまり、走行中の動的な条件下でのみ、そのジオメトリー異常がABSに影響を与えているとしか考えられない。
そこで、自宅近くの整備工場に修理を依頼した。結果、GW早々に対応してくれることになった。
修復歴あり車両を買うということ
正直に書く。今回の2号機は、1号機に比べて外れを引いた感はある。
それでも、自分でできることはすべて自分でやってきた。まず電装系の確認、次にセンサーの点検、そしてエアギャップの測定。これらの作業を通じて、この車のことを深く理解できた。また、DIYできない箇所は迷わずプロに任せる。それが修復歴あり車両との正しい付き合い方だと思っている。
修復歴あり車両にはこういったトラブルもある。そのため、このブログがその実例として、同じ状況の読者の参考になれば幸いだ。人は失敗しないと成功しないというのが私のポリシーだ。前向きに、最速で動き続ける。
最後のDIY──タイヤ交換の準備
こうして、ABSエラーの原因がほぼ特定できたところで、残るDIY作業に取り掛かった。具体的には、セントラルでフラットスポットが発生したシバ R31 200R 195/50R15を4本ホイールから外す作業だ。結果、30分もかからずに完了した。


さらに、5月10日の楽天マラソンで シバ R31 200R 205/50R15 を購入する予定だ。6月の大阪舞洲ジムカーナではこのタイヤが最強と判断している。なぜなら、ギア比の最適化によりタイムに直結するからだ。
👉 5セット愛用中の実績あり。スリム設計で駐車場の隅にも置けて、縦置き・横置き両対応。ステンレス製で屋外でも錆びにくい。
⚠️ タイヤラックはショップによって価格差があります。購入前に必ず比較してください。
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⚠️ 純正16インチとは異なるサイズです。装着には車高・キャンバー角の確認が必要な場合があります。
まとめ
| 項目 | 対応 | 状況 |
|---|---|---|
| ABSエラー原因 | フロント左アッパーアーム付け根修理 | GW後に整備工場入庫・販売店と協議中 |
| タイヤ | RE-71RZ 195/55R15 | 5/10楽天マラソンで購入 |
| 目標 | 大阪舞洲ジムカーナ | 6月開催 |
2号機は間違いなく最高の素材だ。したがって、課題を一つひとつ潰した先に、1号機のベストを超える結果が待っている。乞うご期待。
次に読んでほしい記事
🔧 原因はSASコントロールモジュールの角度だった。解決の全記録 →【ND5ロードスター ABSエラーの原因はSASコントロールモジュールの角度だった|セントラルサーキット1分35秒906で解決を確認】
🏎️ ABSエラーが最初に発生したシェイクダウン走行の記録 →【ND5セントラルサーキット 2号機シェイクダウン|ABS死亡でも1:35.27】
⚠️ ABSエラーの発端となった軽量化作業(SASモジュール固定金具の撤去はここで行なった) →【ND5ロードスター内装軽量化+ロールケージ装着|2号機セントラルサーキット初走行の全準備記録】


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