「NDロードスターのタイヤのおすすめは?」への答えを、カタログスペックではなく、すべて自腹の実測タイムで出します。
サーキットタイヤの選択だけで、ラップタイムは約2.5秒変わります。たとえば、実測最速はRE-71RSの1:32.001。一方、最遅はZⅢの1:34.653でした。そこで本記事では、6種を実走で比較した全データを公開します。
「ND5でサーキットを走るとき、どのタイヤを選べばいい?」。そこで、セントラル1分32秒001(非公式車種最速)の筆者が実測で答えます。ちなみに、迷ったらCR-Sが最もバランスが良く失敗しません。

🔗 ちなみに、用途別にどのシバタイヤを選ぶべきかは→シバタイヤの選び方ガイドで結論を出しています。
目次
この記事でわかること
- 6種の実測タイム比較(2.5秒差の実態)
- シバタイヤR23 vs R31の直接比較
- 初心者・中級者・上級者別のおすすめ
- タイヤだけでは速くならない理由と正しい順番
- 185/195/205サイズの違いと外径の影響
サーキットタイヤ6種の実測比較テーブル
【2026年7月更新】その後、備北サーキットでR23(225/45R15・新品)とR31(205/50R15・中古)の同日直接対決を実施しました。結果はR31が46秒90、R23が46秒98。ただしR23は新品+初コースのハンデ付きで、実力は同等以上と判断しています。詳細は備北実測比較の記事へ。また、リアに225/45R15を入れる前後異形という選択肢も実戦投入済みです。
| タイヤ | グリップ | 寿命 | 扱いやすさ | セントラルタイム | おすすめユーザー |
|---|---|---|---|---|---|
| RE-71RS(→RZ) | ◎ | ○ | ○ | 1:32.001 | 上級者・通年使用 |
| シバタイヤ R23 200R | ◎ | △ | △ | 1:32.357 | 上級者・高温特化 |
| シバタイヤ R31 200R | ◎ | △ | ○ | 1:33.055 | 中級者〜上級者 |
| ナンカン CR-S | ○ | ○ | ○ | 1:33.557 | 中級者 |
| シバタイヤ R23 TW280 | ○ | ◎ | ◎ | 1:34.307 | 初心者〜中級者 |
| ダンロップ ZⅢ | △ | ◎ | ◎ | 1:34.653 | 初心者・冬季 |
まず注目すべきは、サーキットタイヤだけで約2.5秒の差がある点です。つまり、軽量FRのND5では、タイヤ選びの影響が非常に大きいのです。
✅ たとえば、腕で0.5秒削るよりタイヤを一段上げる方が簡単なケースも珍しくありません。ただし、足回りとLSDが未整備では性能を引き出せません。すなわち、タイヤは「最後のピース」として投入するのが正しい順番です。
シバタイヤR23 vs R31|どっちが速い?直接比較
「R23とR31、どっちを買えばいいか」という声が多いです。そこで、直接比較します。なお、詳細はシバタイヤ公式もあわせてどうぞ。
| 項目 | R23 200R 185/55R15 | R31 200R 195/50R15 |
|---|---|---|
| セントラルサーキット | 1:32.357 | 1:33.055 |
| 舞洲ジムカーナ(R3) | 自己ベスト更新 | 参考タイム |
| 高温時グリップ | ◎ | ◎ |
| 低温時グリップ | △ | △ |
| ウェット | △ | △ |
| 扱いやすさ | △ | ○ |
| 寿命 | △ | △ |
| ホイール幅 | 8J引っ張り前提 | 8J引っ張り前提 |
| こんな人に | コスパ・寿命も大事 | とにかくタイム重視 |
要するに、タイムだけならR31、コスパならR23です。なお、初めてのシバタイヤならR31から入るのが失敗しにくいです。
目的別おすすめサーキットタイヤ
🏆 タイム最優先(上級者向け)
まず、最速タイムを叩き出したのはRE-71RS(→RZ)です。しかも、グリップ・耐久性・扱いやすさのトータルで国産最高峰。一方、高温時の一発グリップならR23・R31が有力です。
POTENZA RE-71RZ 205/50R15(RE-71RSの後継)
👉 実際、2サーキットで非公式最速を記録した国産最高峰です。⚠️ なお、RE-71RSは販売終了。したがって、今買うならRE-71RZを選んでください。また、メーカー情報はブリヂストン公式へ。さらに、詳細はRE-71RS→RZレビューをご覧ください。
シバタイヤ R31 200R 195/50R15
👉 しかも、高温時の一発グリップはRE-71RZより上です。ただし、低温・ウェットの扱いにくさと摩耗はトレードオフ。なお、詳細はR31 200Rレビューへ。
シバタイヤ R23 200R 185/55R15
👉 実際、筆者のジムカーナ最速タイヤです。そして、「細いのになぜ速い?」への答えはR23 200Rレビューに詰まっています。
⚠️ シバタイヤ系には、明確な弱点があります。すなわち、低温時(15℃以下)とウェットの扱いにくさが全タイヤ中最大です。したがって、早朝や雨天が絡むならCR-SかZⅢを選んでください。また、引っ張り装着は8Jホイール前提です。そのため、購入前にホイール幅を必ず確認してください。
⚖️ バランス重視(中級者向け)|迷ったらコレ
次に、グリップ・扱いやすさ・コスパの三拍子が揃った夏サーキット向けです。つまり、ZⅢからのステップアップに最適の一本。実際、セントラルで1分33秒台を記録しています。
NANKANG CR-S 195/50R15
格安輸入タイヤの品揃えは国内最大級
オートウェイ公式サイトでタイヤを探す👉 すなわち、バランス最強タイヤです。⚠️ ただし、夏サーキット向けで低温時は性能が落ちます。なお、詳細はCR-Sレビューへ。
💰 コスパ重視(初心者〜中級者向け)
まず、ZⅢは低温の扱いやすさと寿命が抜群です。つまり、冬季ジムカーナや入門サーキットに最適。一方、R23 TW280はコスパ最強クラスです。なぜなら、国産TW200級のグリップをより安く実現しているからです。なお、詳細はTW280レビューをご覧ください。
ダンロップ DIREZZA ZⅢ 195/55R15
👉 しかも、低温からしっかり使えて寿命が長い入門用です。⚠️ ただし、夏の高温ではCR-S・シバ系に劣ります。ちなみに、詳細はZⅢレビューへ。
街乗り・普段使いのおすすめ|NS-2Rという答え
サーキットは走らない、でもスポーツタイヤらしい手応えは欲しい。その場合の答えはナンカンNS-2Rです。グリップはZⅢ相当で、価格は約半額。筆者は2号機の街乗り用に実際に使っています。詳細はNS-2R手組みの記事をご覧ください。
タイヤだけでは速くならない|正しい順番
ただし、重要な前提があります。なぜなら、セッティングが整っていなければタイヤ性能を引き出せないからです。具体的には、次の順番が最短です。
| 順番 | 項目 | 効果 |
|---|---|---|
| ① | 中古車リフレッシュ | スタートラインを揃える |
| ② | ドライビングポジション | 操作精度を上げる |
| ③ | 足回り(車高調) | タイヤを使う準備をする |
| ④ | ブレーキ強化 | 安心して踏める状態を作る |
| ⑤ | タイヤ | ここで初めて最大効果 |
| ⑥ | 軽量ホイール | バネ下を軽くする |
| ⑦ | 機械式LSD | トラクションを確保する |
| ⑧ | マウント交換 | 駆動を安定させる |
| ⑨ | ロールケージ | 剛性を上げる |
なお、⑥の軽量ホイールはENKEI RPF1RSを使用中です。また、詳しくはRPF1RS装着レビューへ。さらに、全体像は1分32秒までの全チューニング記録で解説しています。
タイヤサイズの選び方|185/195/205の違い
| サイズ | 外径目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 185/55R15 | 約584mm | 軽量・立ち上がりレスポンス良好 |
| 195/50R15 | 約579mm | バランス型・最も汎用性が高い |
| 205/50R15 | 約585mm | 横安定性重視・RE-71RZと好相性 |
つまり、重要なのは幅よりも外径(実質的なギア比)です。なぜなら、外径が大きすぎると加速区間で不利になるからです。また、性能を引き出すにはアライメントが不可欠です。ちなみに、DIYでの調整方法はDIYアライメントの記事で解説しています。
よくある質問
Q. ND5のサーキットタイヤで一番速いのは?
実測では、RE-71RS(現RZ)の1:32.001です。そして、次点はシバR23 200Rの1:32.357。つまり、国産最高峰とシバの上位は僅差です。
Q. 迷ったらどれを選べばいい?
CR-Sです。なぜなら、グリップ・扱いやすさ・コスパの三拍子が揃うからです。さらに、ZⅢからのステップアップにも最適です。
Q. シバタイヤのR23とR31はどっちがいい?
タイム重視ならR31、コスパ重視ならR23です。なお、初めてのシバタイヤならR31が失敗しにくいです。ちなみに、直接対決の詳細は備北R23vsR31の記事へ。
Q. 冬やウェットに強いサーキットタイヤは?
ZⅢです。なぜなら、低温から使えて寿命も抜群だからです。一方、シバ系は低温・ウェットが最大の弱点です。
まとめ:サーキットタイヤは目的別に選ぶのが正解
まず、タイム重視ならRE-71RZ・R31・R23のいずれか。次に、バランスならCR-S。そして、コスパ入門ならZⅢかR23 TW280。つまり、この軸で選べば失敗はありません。
ただし、タイヤは「最後のピース」です。なぜなら、足回り・LSD・剛性が整って初めて性能を引き出せるからです。したがって、まず車を整えてからタイヤ選びに取り組んでください。
【追記】その後、備北でR23 vs R31の直接対決を実施しました。そして、結果は備北比較の記事へ。さらに、舞ジム80ではR31とRE-71RZの摩耗比較も公開しています。
各タイヤの詳細レビュー一覧
- POTENZA RE-71RS→RZ レビュー
- シバタイヤR31 200R|5部山中古で0.7秒速かった理由
- シバタイヤR23 200R|ジムカーナ最速レビュー
- ナンカンCR-S|夏サーキット感想・ZⅢ比較
- シバタイヤR23 TW280|グリップ・コスパ検証
- DIREZZA ZⅢ|冬ジムカーナ&サーキットレビュー


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