※本記事には広告が含まれます。
舞洲ジムカーナ81で、48秒882を記録しました。R3クラスのブラックマイスター認定タイムです。
使ったのは前後で銘柄もサイズも違うタイヤでした。フロントは205/50R15のシバR31 200R。リアは225/45R15のシバR23 200Rです。この構成で、1号機のベスト48秒840にわずか0.042秒差まで迫っています。
練習走行では48秒415が出ました。1号機のベストを超えています。2号機は4月18日の納車から5か月。ポテンシャルでは1号機に並んだと言える1日でした。

🔴 先に結論|舞洲ジムカーナ81の本当の数字
先に、この記事でいちばん重要なことを書きます。48秒882は、この日の最速ではありません。
そして、もっと重要なことがあります。タイムだけを見ると、リアスタビは「あり」のほうが速かったのです。
- 本番ベスト:48秒882(リアスタビなし)
- この日の最速:48秒415(練習2枠目・リアスタビあり)
- スタビなしの最速:48秒632
- 13本の平均:あり48秒883/なし49秒214(ありが0.331秒速い)
つまり私は、体感で「なし」を選び、タイムでは「あり」が上でした。ここをごまかさずに書きます。
ただし、この比較には順番のバイアスがあります。そこも後半で正直に書きます。
この記事でわかること
- 舞洲ジムカーナ81の全ヒートタイム(練習3枠13本+本番2本)
- 前後異形タイヤの実戦結果(F:205 R31/R:225 R23)
- リアスタビあり・なしを同じ日に切り替えた実測比較
- 🔴 体感と実測が食い違った話と、その読み方
- 当日の車両セッティング(空気圧・減衰・締付トルク)
- 1号機48秒840との0.042秒差が意味すること
- 本番の落ち幅が0.975秒から0.250秒に縮んだ理由
- R3クラスの順位と、12月の表彰までに残された2戦
- 走行後のタイヤ状態と、次回・舞ジム82への持ち越し判断
前日まで雨予報、当日はカンカン照り
1週間前の予報は、秋雨前線でずっと雨でした。タイヤを何にするか、そもそも走れるのか、直前まで読めない状況です。
それが日を追うごとに好転していきます。前日には晴れ予報に変わり、当日はカンカン照り。シバタイヤには理想的な路面温度になりました。
低温に弱い200Rコンパウンドにとって、この天候の変化はそのままタイムに効きます。シバタイヤの選び方でも書いたとおり、200R系のガラス転移点は11度。冷えると本領を出せません。
つまり、この日のタイムは天候に助けられています。だから12月の舞ジム83で同じ数字を出すのは、かなり難しいと見ています。
会場での車両セッティング
到着してまず、走行前のチェックとセッティングを済ませます。
| 項目 | 設定 |
|---|---|
| ホイールナット | 110N・mで締め付け |
| タイヤ空気圧 | 前後とも冷間180kPa |
| 減衰力 | 前後MAX(0段戻し) |
| ウォッシャータンク | 取り外し |
| リアスタビリンク | 外してレスからスタート |
🔴 110N・mを、毎回同じにする理由
これは安全の話でもあり、同時にデータの話でもあります。
ジムカーナは、1本ごとにタイヤを組み替えることがあります。そのたびに締付トルクがバラつくと、ハブ周りの状態が毎回変わります。
つまり、比較しているつもりで比較になりません。だから私はトルクレンチを必ず持ち込みます。
⚠️ そして純正ナットは、繰り返しの着脱で座面が痛みます。私は競技用のクロモリナットに替えています。
冷間180kPaを選ぶ理由
シバタイヤの200R系は、温まると内圧が大きく上がります。舞洲のような短いコースでも、1本走ると20〜30kPaは上がります。
だから冷間で180kPaに落としておきます。走行中に200kPa前後へ収まる狙いです。
ただし、これは銘柄とコースで変わります。そこで毎本、降りてすぐ測ります。
ℹ️ 会場で減圧はできますが、増圧はコンプレッサーがないと困ります。積んでおくと安心です。
減衰力を前後MAXにする理由
減衰力を最大にするのは、ジムカーナの短い区間で荷重を素早く決めたいからです。TEIN MONO SPORTは16段調整です。だから街乗りとサーキットで振り幅を作れます。
ℹ️ なお現在の2号機は、バネレートをF12kg・R8kgへ変更しています。その経緯はバネレート変更の記事にまとめました。

ウォッシャータンクは満タンで数kgになります。走行会ごとに外すだけで、確実に軽くなる部位です。軽量化の全項目は軽量化まとめにあります。
💡 同じ考え方で効くのがバッテリーです。純正から替えると、それだけで6〜7kg落ちます。

リアスタビリンクは、工具さえあれば5分で着脱できます。今回はこれを1日かけて何度も切り替え、タイムの違いを見ました。
5分で切り替えるために積んでいるもの
スタビリンクは、上下14mmのナット2本だけです。だから道具はシンプルです。
ただし、リアを上げないと手が入りません。そこで低床ジャッキを積んでいます。
🔴 そして必ずリジッドラックを掛けます。ジャッキだけで下に手を入れるのは、やめてください。
脱着の手順と、あり・なしの詳細な違いはリアスタビライザーの効果にまとめています。
タイヤ構成|前後で銘柄もサイズも違う

| 位置 | 銘柄 | サイズ | 外径 | リム幅 | 重量 |
|---|---|---|---|---|---|
| フロント | シバR31 200R | 205/50R15 | 586mm | 6.5J | 8.6kg |
| リア | シバR23 200R | 225/45R15 | 584mm | 7.5J | 9.2kg |
リアが20mm幅広で、外径は2mm小さい。銘柄も違います。選んだ理由と手組みの工程は、前後異形タイヤをND5ににまとめました。
⚠️ 外径2mmは、どこに効くのか
計算値を出します。205/50R15が586.0mm、225/45R15が583.5mm。差は2.5mmです。
つまり半径では約1.3mm。ここが効くのは2つです。
- 車高:リアが約1.3mm下がる(前上がりが弱まる)
- スピードメーター:リア駆動なので実速より約0.4%高く表示
ℹ️ どちらも体感できる量ではありません。だから前後異形でも、実用上の不都合はありませんでした。


フロントのR31は舞ジム80と備北サーキットを走ったあとの個体です。新品ではありません。リアのR23も備北で使い込んでいます。それでもこのタイムが出ました。
銘柄ごとの性格の違いは、備北でのR23とR31の実測比較に書いています。
1号機は185幅だった|前後で40mm増やしています
ここが今回の面白いところです。1号機の48秒840は、前後とも185/55R15のシバR23でした。
つまり今回は、フロントで20mm、リアで40mm広い状態です。それでも0.042秒届きませんでした。
⚠️ 幅を増やせば速くなる、という単純な話ではないわけです。舞洲は1速セクションが多く、幅よりも向きを変える速さが効きます。
185幅で48秒840を出した1号機の記録は、シバタイヤR23の実力は?で詳しく書いています。
練習走行の全記録|1枠目から4枠目まで
タイヤを温存せず、練習からガンガン走りました。全ヒートのタイムを出します。
1枠目(9:35〜9:50)リアスタビなし
- 1本目:50.301
- 2本目:48.879
- 3本目:49.098
- 4本目:48.632(枠内ベスト)
2本目でいきなり48秒台に入りました。1号機のときは本番で初めて48秒台が出たので、この時点で感触がまるで違います。
2枠目(10:50〜11:05)リアスタビあり
- 1本目:49.361
- 2本目:48.415(この日のベスト)
- 3本目:48.8(2人乗り)
この周回がリアスタビあり、2枠目の2本目です。1速セクションでの落ち着かなさと、高速コーナーの安定感——その両方が映っています。
48秒415。1号機のベスト48秒840を、練習で超えました。同乗者を乗せた3本目でも48秒台です。
🔴 そしてこれが、この日の最速タイムです。リアスタビを付けた状態で出ています。
3枠目(12:05〜12:20)途中でスタビを装着
- 1本目:49.277(スタビなし)
- 2本目:49.099(スタビなし)
- 3本目:48.699(スタビあり)
- 4本目:49.059(スタビあり)
- 5本目:48.684(スタビあり・枠内ベスト)
- 6本目:49.079(スタビあり)
6本目でGoProの電源を切り忘れていたことに気づき、バッテリーが終了しました。4枠目とタイムアタックの動画は撮れていません。次回への教訓です。
⚠️ 走行会の映像は、あとから検証する唯一の材料です。だから予備バッテリーは必須だと痛感しました。
🔴 タイムは「リアスタビあり」のほうが速かった
ここが、この記事でいちばん書きたかった部分です。13本を有無で仕分けました。
| 項目 | スタビなし | スタビあり | 差 |
|---|---|---|---|
| 本数 | 6本 | 6本 | — |
| 最速 | 48.632 | 48.415 | 0.217秒 |
| 平均 | 49.214 | 48.883 | 0.331秒 |
| 48秒台の本数 | 2本 | 3本 | +1本 |
※2人乗りの1本(48.8)は除外しています。
最速で0.217秒、平均で0.331秒。どちらもスタビありが速いです。
しかも3枠目だけを切り出しても同じでした。なしの平均が49.188、ありの平均が48.880。差は0.308秒です。
つまり、枠をまたいだ影響を除いても、傾向は変わりませんでした。
🔴 ただし、順番にバイアスがあります
ここを書かないと、この比較は使えません。スタビなしは、常に先に走っています。
- 1枠目(9:35〜):すべてなし。この日いちばん路面が冷えている時間
- 2枠目(10:50〜):すべてあり
- 3枠目(12:05〜):なし2本 → あり4本。なしが先
つまり「あり」の走行は、路面もタイヤも温まったあとに集まっています。しかもコースへの慣れも進んでいます。
だから0.331秒のうち、どこまでがスタビの効果かは分かりません。変数が2つ動いています。
⚠️ これは備北サーキットの比較でも同じ失敗をしています。備北の記事でも、走行順が結果に混ざっていました。
次に検証すべきは、順番を入れ替えること
やることは決まりました。次回は逆順で走ります。
- 1枠目:スタビあり(冷えた路面)
- 2枠目:スタビなし(温まった路面)
- 3枠目:1本ごとに交互
そして1本ごとに交互に切り替えるのが、いちばん確度が高いはずです。5分で着脱できるからこそできる検証です。
ℹ️ 10月17日の舞ジム82で、これを試します。結果はあらためて記事にします。
体感では、何が変わったか
タイムとは別に、乗った感覚も残しておきます。
- 高速コーナー:ありが安定する/なしはやや落ち着かない
- 1速セクション:ありはとっ散らかりがち/なしはまとまる
- ジムカーナ適性:体感ではなしが◎
- サーキット適性:ありが◎(推定)
同じ日に何度も切り替えて、分かったことがあります。パイロンをタイトに回る1速セクションで、スタビがあると挙動が落ち着きません。
逆に高速コーナーの安定感は、ありのほうが明確に上です。これは大きな収穫でした。高速コーナーが連続するセントラルなら、リアスタビありが正解になりそうです。
🔴 ただし繰り返します。体感では「なし」、タイムでは「あり」でした。この食い違いは、まだ解けていません。
タイムアタック本番|舞洲ジムカーナ81は48秒882
4枠目はリアスタビを外した状態に戻し、タイヤも温存せず走り切りました。そのうえで本番に臨みます。最終的な判断はリアスタビなしです。
理由は体感でした。1速セクションでまとまるほうが、本番の1本で外さないと考えたからです。

燃料はエンプティーマークが点灯した状態で挑みました。ND5ロードスターはこの残量でも燃欠症状が出ないので、軽さのために使い切ります。
⚠️ ただし、これは自己責任の領域です。燃料が少ないと、ポンプが吸えなくなる車種もあります。
| 本数 | タイム | 認定 |
|---|---|---|
| 1本目 | 49.031 | レッドマイスター |
| 2本目 | 48.882 | ブラックマイスター |
R3クラスの認定基準は3段階です。50秒台で通常、49秒台でレッド、48秒台でブラックマイスターになります。1本目でレッド、2本目でブラックに到達しました。
🔴 本番の落ち幅が、0.975秒から0.250秒に縮みました
ここが、6月からの3か月でいちばん進んだところです。
| 大会 | 練習ベスト | 本番 | 落ち幅 | 結果 |
|---|---|---|---|---|
| 舞ジム80(6月) | 48.4 | 49.375 | 0.975秒 | R3クラス3位・赤 |
| 舞ジム81(9月) | 48.632 | 48.882 | 0.250秒 | R3クラス1位・黒 |
⚠️ ここは、比べる相手をそろえています。本番はスタビなしで走ったので、練習のスタビなしベスト48.632と比べました。
つまり同じセッティング同士で、落ち幅は0.250秒。6月の0.975秒から、0.725秒ぶん縮まりました。
なお、この日の最速48.415と比べると落ち幅は0.467秒です。どちらの読み方でも、6月より改善しています。
6月の舞ジム80では、練習の全枠で48秒台を出していました。それでも本番は49秒375。「このまま本番でも出せる」と思っていたのに、届かなかったのです。
前回の課題と敗因は舞洲ジムカーナ80参戦記に書いています。
💡 本番で落ちなくなった理由は、体の固定だと思っています
断定はできません。ただ、思い当たるのはこれです。
本番は1本勝負なので、練習より力が入ります。そのとき体がずれると、操作が荒くなります。
だからフルバケットシートと4点ハーネスで、体を車に固定しています。腕だけでステアリングを支えなくて済みます。
ℹ️ ハーネスは、シートと合わせて初めて効きます。片方だけでは体が浮きます。
1号機との0.042秒差が意味すること
| 項目 | 1号機 | 2号機 |
|---|---|---|
| 日付 | 2025年5月17日 | 2026年9月12日 |
| ベスト | 48秒840 | 48秒882 |
| フロント | 185/55R15 シバR23 | 205/50R15 シバR31 |
| リア | 185/55R15 シバR23 | 225/45R15 シバR23 |
| 差 | — | +0.042秒 |
タイヤの銘柄もサイズも違うのに、0.042秒差に収まりました。
正直に書くと、1号機の48秒840は条件に恵まれた記録でした。路面コンディションが良く、初めて出た48秒台がそのまま本番で出ました。いわば奇跡のアタックです。
今回は違います。練習の1枠目から48秒台が出て、その後も何度も48秒台を並べました。再現性が違うのです。練習ベストの48秒415は、1号機を明確に上回っています。
0.042秒は、どのくらいの量か
数字で置き換えます。舞洲のタイムは約49秒、平均速度はおよそ時速50kmです。
つまり0.042秒は、距離にして約58cm。パイロン1本の立ち位置で消える量です。
だから「1号機に負けた」という話ではありません。誤差の範囲で並んだと読むのが妥当です。
2号機は4月18日の納車です。そこから5か月足らずで、1号機と同等かそれ以上のポテンシャルに到達しました。やったことは1号機のデータをそのまま移すことです。油脂類のフル交換、パーツの移植、アライメント調整。ほぼ自分の手だけで持っていけたのは、素直にうれしい結果でした。
2号機をここまで仕上げる過程は、2号機を22記事で総括にまとめています。
48秒台に入ったのは3名だけだった
- 1位:R1クラス 48.226(主催者)
- 2位:R2クラス 48.785(ベテランDC2乗り)
- 3位:R3クラス 48.882(筆者)
この日、48秒台に入ったのは全参加者のうち3名でした。
総合2位との差は、0.097秒でした
ここは自分でも驚きました。総合2位のDC2との差は、わずか0.097秒です。
つまり距離にして約1.3m。1位との差でも0.656秒しかありません。
しかも、練習の48.415なら総合2位を上回っています。だから本番の1本を詰めれば、クラスを超えた勝負になります。
R3クラス内の結果
| 順位 | ベスト | トップとの差 |
|---|---|---|
| 1位(筆者) | 48.882 | — |
| 2位 | 49.289 | +0.407 |
| 3位 | 50.421 | +1.539 |
| 4位 | 50.478 | +1.596 |
| 5位 | 50.922 | +2.040 |
| 6位 | 51.147 | +2.265 |
R3クラスは6台のエントリーで、2位との差は0.407秒でした。3位以下は50秒台なので、48秒台は自分だけです。
ただし2位の方は、別のクラスでレッドマイスターを持っているドライバーです。0.4秒は、一度のミスで消える差でしかありません。
12月の表彰まで、R3クラストップを死守する
主催者から、大きなアナウンスがありました。
- 現在のコースレイアウトは今年いっぱいで終了
- 残る開催は10月と12月の2回だけ
- 12月に各クラスのランキング3位まで表彰
つまり、このコースで走れるのはあと2回です。そして12月には、シーズンの結果に対して表彰があります。
🔴 48秒882は、歴代2位に相当します
マイスター認定の歴代記録に、今回のタイムを入れてみます。
| 順位 | タイム | タイヤ | 認定 |
|---|---|---|---|
| 1位(筆者・1号機) | 48.840 | シバR23 200R 185 | 黒 |
| 2位(筆者・2号機) | 48.882 | F:R31 205/R:R23 225 | 黒 |
| 3位 | 48.993 | シバR23 200R 245 | 黒 |
| 4位 | 49.391 | シバR23 200R 205-235 | 赤 |
つまり、R3クラスの歴代1位と2位を、自分の2台で占めた形になります。
ただし、3位の48.993との差は0.111秒しかありません。しかも3位は245幅、こちらは205と225です。
⚠️ 歴代記録の反映タイミングは、主催者側の更新次第です。だから順位は次回の発表で確認します。
当日の順位も、歴代の記録も、どちらも0.4秒以内の勝負です。安泰な数字はどこにもありません。
💡 ホイールも、まだ手を入れる余地があります。1本あたり数百gの差が、4本で効いてきます。
実質、10月が正念場
12月にタイムを出すのは、現実的ではありません。
理由はタイヤです。使っている200R系コンパウンドは、ガラス転移点が11度。12月の舞洲は、朝の路面温度が一桁まで落ちます。ゴムが硬いまま走ることになり、本来のグリップは出ません。
- 舞ジム82(10月17日・土):◎ 路温が残る最後のチャンス
- 舞ジム83(12月12日・土):△ 低温で200R系には厳しい
10月17日が、このコースでタイムを狙える最後の機会になります。ここで48秒前半に入れておきたい。12月は、寒さの中でどこまで粘れるかという別の戦いになります。
💡 12月は、タイヤを変える手もあります
低温でシバの200R系を使うのは、そもそも不利です。だから銘柄を変えるのが筋です。
つまり、低温域でも作動するハイグリップラジアルに戻す選択です。タイムの絶対値は落ちても、安定はします。
ℹ️ ここは12月までに検証します。低温でどちらが速いかは、走ってみないと分かりません。
2位との差は0.407秒です。守り切るためではなく、もう一段上げるために10月を使います。
走行後のタイヤ状態
翌日、街乗り用のNS-2に組み替えながら、使ったタイヤの状態を確認しました。

フロント:シバR31 200R(205/50R15)

舞ジム80、備北サーキット、そして今回と3回使いました。見た目はかなり減っているように見えます。
ただしグリップはまだ落ちていません。今回48秒台を何度も出せたことが、その証拠です。シバタイヤの200R系は、見た目の残り溝とグリップが比例しないところがあります。
リア:シバR23 200R(225/45R15)

もともと溝が多い銘柄です。備北と今回で酷使しましたが、まだしっかり残っています。次回の舞ジム82もこのまま続投の予定です。
🔴 走行後に、タイヤカスを取っています
舞ジム80のときは、これをやっていませんでした。そこが今回の改善点です。
走行後のトレッドには、溶けたゴムが塊で付きます。放置すると硬化して、次回の接地を邪魔します。
そこでマルチツールにスクレーパを付けて、削ぎ落としています。手でやると1本30分、これなら5分です。
⚠️ 削りすぎると溝を痛めます。だから当てる角度は寝かせて、力は入れません。
街乗り用へ戻す|手組みで工賃0円
競技用を降ろしたら、街乗り用のNS-2に戻します。私はこれを自分で組んでいます。
つまり1回あたり4本で、8,000円前後の工賃が0円になります。年に何度も組み替えるなら、道具代はすぐ回収できます。
ℹ️ ビードクリームは、けちらないほうが早く終わります。レバーの入りが変わります。
手組みの手順と5セットの保管方法は、タイヤ手組みと屋外保管術にまとめています。
次回・舞ジム82へのタイヤ計画

フロント用には、ストックしてあるR31 200Rを用意しています。サイズは205/50R15です。温存していた個体です。次回はこちらを投入します。

- フロント:舞ジム81はR31 205(3回使用)→ 舞ジム82はR31 205(温存品)
- リア:舞ジム81はR23 225 → 舞ジム82もR23 225(続投)
🔴 ここでも、変数を増やしすぎないこと
気をつけないといけない点があります。次回はフロントタイヤが新しくなります。
つまり、そこでスタビの検証もやると変数が2つです。今回と同じ失敗になります。
そこで順番を決めました。1枠目と2枠目でスタビの有無を先に切り分け、フロント交換はそのあとにします。
⚠️ 温存品でも、製造週と重量は測ってから使います。同じ品番でもロットで差が出ます。

今回使ったR31は、まだ十分に使えます。冬のセントラルサーキットのために温存します。気温が下がる時期は200R系には厳しいので、使い切る場として最適です。
💡 そしてセントラルは高速コーナーが連続します。だからリアスタビありを試す舞台にもなります。
2026年度の開催日程
| 大会 | 開催日 | 募集開始 |
|---|---|---|
| 舞ジム81 | 2026年9月12日(土) | 2026年8月24日(月) |
| 舞ジム82 | 2026年10月17日(土) | 2026年9月28日(月) |
| 舞ジム83 | 2026年12月12日(土) | 2026年11月23日(月祝) |
| 舞ジム84 | 2027年3月13日(土) | 2027年2月22日(月) |
大会の詳細やエントリー方法は大阪舞洲ジムカーナ公式サイトで確認できます。
ℹ️ 舞洲ジムカーナは走行会なので、車検対応であれば参加できます。特別な装備は要りません。
まとめ|舞洲ジムカーナ81で証明できたこと
結果は48秒882、ブラックマイスター認定です。1号機の48秒840には0.042秒届きませんでした。
それでも、この日いちばんの収穫はタイムそのものではありません。何度も48秒台を出せたという再現性です。
- 本番ベスト48秒882(ブラックマイスター・R3クラス当日トップ)
- 練習ベスト48秒415で1号機のベストを更新
- 🔴 タイムではリアスタビ「あり」が0.331秒速かった(体感は逆)
- ただし走行順のバイアスがあり、次回は逆順で再検証する
- 本番の落ち幅が0.975秒から0.250秒へ改善
- 前後異形(F:205 R31/R:225 R23)は実戦で通用する
- 48秒台に入ったのは全参加者中3名のみ。総合2位との差は0.097秒
- 歴代記録では1位・2位を自分の2台で占める形に
- 使用タイヤは舞ジム82へ続投可能
- 現行コースは残り2戦。12月のランキング表彰に向けて10月が勝負
1号機を失ってから、約半年。同じ数字に戻せました。つまりタイムは車ではなく、整備とセッティングで作られています。
ただし、今回いちばん学んだのは別のことです。体感を信じて選んだセッティングが、タイムでは遅かったという事実です。
だから次回は、走行順を入れ替えて確かめます。感覚は大事ですが、数字と合わないときは数字を疑う前に条件を疑います。
現行コースで走れるのは、あと2回だけです。次の舞ジム82で48秒前半へ。そして12月まで、R3クラスのトップを譲るつもりはありません。
💡 走行会に出るなら、タイヤは通販のほうが安く上がります。私は競技用を2〜3セット回しています。
【PR】


コメント