「全損から、どう動くか。」
2026年3月29日、走行中の事故でND5を全損させた。
保険会社との交渉、パーツの回収、廃車の手配——やることは山積みだった。それと並行して、すぐに次の車を探し始めた。
この記事は、全損から19日後に2023年式・走行1.1万kmのND5RCを手に入れるまでの全記録だ。


全損判定と保険金
事故から数日で保険会社による査定が行われ、全損と判定された。受け取った保険金は175万円だった。
また、車両から回収できたパーツは約60万円相当だった。TEIN MONO SPORT車高調・ENKEI RPF1RS・ブレーキパッド・その他チューニングパーツがそのまま次の車に使える状態で手元に残った。

次の車の条件を決める
まず、焦って動かず「何を買うか」の条件を整理した。具体的には、グレードはSまたはSスペシャルパッケージ一択と決めた。理由は4つある。
保有パーツの流用率が高い
TEIN MONO SPORTもENKEI RPF1RSも、Sグレードとの互換性を確認済みだ。一方、RSやNR-AはLSDのサイズが異なるため、流用できない。

マツダコネクト非搭載
また、Sグレードはいわゆるマツコネ(Mazda Connect)を搭載していない。そのため、社外ディスプレイオーディオ(カロッツェリアなど)を自由に取り付けられる。個人的にマツコネは使いにくいと感じており、これは明確なメリットだ。
15インチホイールが履ける
また、Sグレードはブレーキキャリパーが小さいため、15インチホイールが装着可能だ。なお、RPF1RSはすでに3セット手元にある。
重量税が有利
ND5RC Sグレードの車重は990kgだ。自動車重量税は1トン以下の区分が適用され、1トン超のグレードより税額が低くなる。
修復歴ありをあえて狙った理由
そこで、カーセンサーとGoo-netであえて修復歴ありに絞って検索した。なお、修復歴なしの同年式は220〜260万円が相場だ。そのため、修復歴ありなら同じ年式・低走行でも大幅に安くなる可能性がある。
ただし、修復歴ありには当然リスクが伴う。だから「どこをどう修復したか」を事前に文書で確認することを条件にした。その結果、10数台に状態確認のメールを送った。
ヴェイルサイド名古屋からの電話
翌朝4月2日。旧NDのドナドナに立ち会っていたとき、一本の電話が鳴った。ヴェイルサイド名古屋の担当・小川さんだった。

物件はこうだ。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年式 | 2023年(令和5年)3月 |
| 走行距離 | 11,000km |
| グレード | S |
| カラー | マシーングレープレミアムメタリック |
| ミッション | 6MT |
| 修復歴 | あり |
| 車両本体価格 | 209万円 |
| お支払総額 | 219万円 |

45分間の遠隔状態確認
兵庫から名古屋への距離を考えると、現車確認に行く時間は取れなかった。その代わり、電話とLINEで徹底的に確認した。





具体的には、確認した主なポイントはフレームの修復箇所・エンジンルームの状態・内装の傷・下回りの錆だ。なお、下回りはほぼ良好だったが、フロントロアアーム付け根に錆が確認できた。そこで、サビ除去と黒錆止め塗装を依頼したところ、担当の小川さんは即座に対応してくれた。



契約・サービス内容
値引きはゼロだった。しかし、以下のサービスを引き出した。
| サービス | 通常費用 |
|---|---|
| 希望ナンバー | 約8,000円 |
| 車庫証明手数料 | 約20,000円 |
| ETCセットアップ | 約3,000円 |
| ガソリン満タン | 約7,000円 |
合計約3.8万円相当のサービスだ。また、契約後のLINE対応が特筆に値する。希望ナンバーの申請、書類の発送、下回り写真の送付——すべて当日中に完了した。
990kgという数字のもう一つの意味
なお、ND5RC Sグレードの車重990kgは、サーキット走行において軽さという直接的なメリットがある。
さらに、自動車重量税の区分でも有利だ。具体的には、重量税は1トン以下と1トン超で課税区分が変わる。990kgはギリギリ1トン以下に収まる。
なお、軽量化記録はこのブログで引き続き公開していく。
回収パーツの移植計画
また、全損車両から回収した約60万円相当のパーツはそのまま新車両に移植する予定だ。つまり、実質的なコストは219万円 − 60万円 = 159万円からのサーキット仕様スタートになる。
移植パーツ:TEIN MONO SPORT 車高調
セントラルサーキット・ジムカーナでそれぞれ1秒短縮した実績のある車高調。これにより、新車両への移植で即座にサーキット仕様が完成する。
👉 これから購入を検討している方はこちら。街乗りの快適性を維持したままサーキットで1秒短縮できる車高調です。
⚠️ 装着後はアライメント調整が必要です。
移植パーツ:ENKEI RPF1RS 15インチ 8J+28(3セット)
バネ下-6kgの軽量化ホイール。すでに3セット確保済みで、サーキット用・ジムカーナ用・街乗り用として使い分けができる。
👉 4本で純正比6kgのバネ下軽量化。楽天マラソン中はポイント還元で実質最安になる場合があります。
⚠️ 車高調+ネガキャン約-3°が装着前提です。
納車は4月18日
以上の通り、契約から最短16日での納車見込みだ。結果として、全損から19日後に新しいND5RCが手元に来る計算になる。

この記事が役に立つ状況
- ND5ロードスターの全損・保険対応の流れを知りたい方
- 修復歴ありの中古購入を検討している方
- Sグレードの選定理由を知りたい方
- 遠隔購入の判断基準を知りたい方
次に読んでほしい記事
🚗 この続き|契約から16日後・全損から19日後に名古屋まで新幹線で取りに行って、帰路300kmで見えた修復歴ありのリアル →【ND5ロードスター2号機 納車日記|名古屋まで新幹線で取りに行って、帰路300kmで見えた修復歴ありのリアル】
📊 この購入判断の根拠となった2026年4月時点のカーセンサー全年式実調査データ・年式別コスパ最強ライン →【ND5ロードスター 相場 2026|中古車 カーセンサー調査】
🏎️ 回収パーツを移植した2号機でセントラルサーキット1分32秒001を達成した全チューニング・セッティング記録 →【ND5ロードスター セントラルサーキット タイム|ノーマルから1分32秒001達成の全チューニング・セッティング記録】
📖 あの決断から2ヶ月後の結論|全損→修復歴あり2号機を選んで正解だったのか、コスト・納期・相場・22記事を総括 →【修復歴あり ND5ロードスター 2号機購入に後悔なし|全損から2ヶ月・22記事を振り返る】


コメント